梅原龍三郎 うめはらりゅうざぶろう
生没年
1888-1986
出身国
日本
記事
田中善明「1920年年代洋画家の内的な「必然性」とその表現-萬鐵五郎、安井曾太郎、梅原龍三郎を中心に」 1920年代展図録 1996.9
田中善明 作品解説;梅原龍三郎《霧島》、三重県立美術館所蔵作品選集 2003.10
石崎勝基 「鉄格子から三度目の大脱走」、『欅しんぶん』no.144, 2004.3.20
移動美術館 菰野町図書館 出品目録+ガイド(2010.1.9)
略歴
1888(明治21)年 京都市に生まれる。
1903(明治36)年 はじめ伊藤快彦に学び浅井忠の洋画研究所開所(のちの関西美術院)にともない同所に入学。
1908(明治41)年 パリに留学、翌年春ルノワールを訪ね以来教えを受ける。
1913(大正 2)年 帰朝。10月神田ビーナス倶楽部で滞欧中の作品を発表する。
1914(大正 3)年 二科会の創立に参画し同会会員となる(~1917)
1920(大正 9)年 再渡欧し、南フランスとイタリアに滞在する。翌年秋帰朝。
1922(大正11)年 春陽会の創立会員となる(~1925)
1926(大正15)年 国画創作協会に第二部(洋画)を設置し、その会員となる。
1935(昭和10)年 帝国美術院会員となる。
1938(昭和13)年 第13回国展に<<竹窓裸婦>>を出品。
1940(昭和15)年 紀元二千六百年奉祝美術展に<<紫禁城>>を出品。
1944(昭和19)年 安井曾太郎とともに東京美術学校教授、帝室技芸院となる。
1973(昭和48)年 フランス政府から(コマンドール勲章)文化勲章を受ける。
1986(昭和61)年 逝去。
館蔵作品
作品名 | 制作年 | 材料 | 寸法 |
---|---|---|---|
山荘夏日 | 1933(昭和8)年 | 油彩・キャンバス | 62.6×77.8 |
霧島 | 1936(昭和11)年 | 油彩・キャンバス | 65.0×80.3 |