赤と黄色と


コレクション

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ジャンル

絵画(油彩画等)

作者名

元永定正
MOTONAGA Sadamasa

制作年

1963(昭和38)年

材料

混合技法・キャンバス

寸法

177×275

署名

-

寄贈者

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来歴

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初出展覧会

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作品名欧文

Red and Yellow
関連資料

解説

缶ごと絵の具をキャンバスにぶちまけたかのように、さまざまの鮮やかな色が流れ落ち、よどみ、あるいは飛び散っている。
 この色彩の洪水は、一見偶然に任せてつくりだされたかに見えるが、決してそうではない。実は画家は、あらかじめ下絵を準備している。その上で傾斜させたキャンバスに塗料を流し込むのであるが、下絵と少しでも異なれば、また色が気に入らなければ、何度でもこの作業を繰り返すという。
 こうして、自由奔放に見える画面の奥には、幾重にも重なった色彩の層と、忍耐強い作業が隠されている。偶然の形と画家の内で研ぎ澄まされた必然の形とは実に巧みに織り合わされているといえよう。
 それでいて、少しも作意のあとをうかがわせないところにこの作品の魅力がある。 (土田真紀 中日新聞 1989年7月15日掲載)

展覧会歴

現代の作家2 高松次郎・元永定正展(国立国際美術館 1980)
元永定正展(三重県立美術館 1991)no.57
戦後美術の展開―1960年前後の動向(倉敷市立美術館 1996)
抽象絵画の創造力(福島県立美術館 1996)
日本洋画のれきし 三重県立美術館コレクションによる(茨城県近代美術館 2000) no.110
元永定正―いろながれ かたちうごいて おどりだす-(長野県信濃美術館 2005)
白髪一雄/元永定正 アクションと未知の間で Kazuo Shiraga/ Sadamasa Motonaga, between Action and Unknown (ダラス美術館 2015)
Primal Water(Bellagio Gallery of Fine Arts, USA 2018)

文献

『感じる 表す 美術資料』(浜島書店、2009)p45、「抽象表現を学んでみよう」
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