二十四橋図
コレクション |
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ジャンル |
絵画(日本画等) |
作者名 |
池大雅 IKENO Taiga |
制作年 |
制作年不詳 |
材料 |
絖本墨画淡彩 |
寸法 |
125×50.7 |
署名 |
右上:「碧悟翠竹山房」( 関防印 白文長方印) 二十四橋 / 九霞山樵製 「戴成」(白文方印) 「玉皇香案吏」(朱文方印) |
寄贈者 |
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来歴 |
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初出展覧会 |
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作品名欧文 |
Twenty-Four Bridges |
関連資料 |
解説 |
京都の銀座下役の家に生まれた池大雅は、幼少期から書画に天賦の才を発揮し、中国の明清画、とりわけ文人画に傾倒した。中国の絵画教本や古画に学びながらも、その模倣に留まらず、日本の諸流派や西洋の画法も吸収しながら、自らの様式を確立した。 京都で活躍した大雅は、その生涯に幾度か伊勢地方を遊歴したとされる。とくに、松坂(現・三重県松阪市)に多くの作品が残り、現地の人々との交流が伝えられている。本作品も、箱蓋裏の墨書によれば、松坂の豪商で、大雅と親交のあった書家・韓天寿に旧蔵された。 本作品は、二十四橋図と題される。水郷として名高い中国の揚州には、河川が多く、24の橋が架かっていたという。晩唐の詩人・杜牧も詠んだ揚州の名勝を想像し、大雅は本作品を描いたのかもしれない。縦長の画面を利して、多数の橋を収め、広い空間をとった構図が目を引く。一つの画面に多くを描き込んでいるが、淡い色彩が要所に効かされ、画面全体を統一して明るい印象を作り出している。 (村上敬 『三重県立美術館 コレクション選』 2022年) |
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展覧会歴 |
近代日本絵画に見る「自然と人生」―風景の発見、そしてその中へ(神奈川県立近代美術館 2004) |
文献 |
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