資料詳細

寒山拾得図

項目 内容
コレクション
ジャンル 絵画(日本画等)
作者名 田中岷江TANAKA Minko
制作年 18世紀後半
材料 紙本墨画
寸法 131×56.6
署名 左幅左上:雪舟支流 / 岷江淳徳画 「等楊」(白文方印)右幅右下:「」(白文方印)
寄贈者
来歴
初出展覧会
作品名欧文 Hanshan and Shide
サイト
解説 曽我蕭白といえば円山応挙、池大雅、伊藤若沖らとともに、十八世紀なかばに京都で活躍した創造性に満ちた画家のひとりである。
 彼はどのような機縁があってのことかはわからないが、伊勢地方に何度か足を運び、大量の作品と、さまざまな逸話を残していった。彼の奇矯(ききょう)な行動と風変わりな作品は、ようやく個性というものを前面に打ち出すようになったこの世紀の画家たちのなかでも、ひときわ抜きんでていた。
 彼の発散する強烈な個性には、鼻をつまむ人もあったが、また一方で引き寄せられる人も現れた。田中岷江(みんこう)は、そのひとりである。
 彼は、もともと津藩に仕える小身の家臣であったが、根付の作家として当時から広くその名を知られていた。
 ここに挙げた作品は、岷江の“蕭白酔い”を示す一例である。精神のたががはずれたような奇妙な顔、荒々しい筆さばき、どれも蕭白の奇矯な作風を追随するものである。 (山口泰弘 中日新聞 1990年7月27日掲載)
展覧会歴
文献