資料詳細

PS-8717 八景残照 I

項目 内容
コレクション
ジャンル 絵画(油彩画等)
作者名 諏訪直樹SUWA Naoki
制作年 1987(昭和62)年
材料 アクリル絵具・綿布
寸法 168×378
署名 右下:'87 N Suwa
寄贈者
来歴
初出展覧会 個展『屏風絵』(コバヤシ画廊、東京 1988.2)
作品名欧文 PS-8717: Eight Views, Afterglow I
サイト
解説 諏訪直樹は、一九五四年に四日市市に生まれ、七〇年代後半から作品発表を始めて、将来を期待された画家であったが、九〇年に不慮の事故により三十六歳でこの世を去った。
 アクリル絵の具を用いた点描法による抽象的な作品から出発した諏訪は、複雑な多角形の画面形式を採用するなど、既成の絵画表現を乗り越えようとする試みを続けた。その後、八〇年代に入ると、諏訪は掛け幅やびょうぶ、襖(ふすま)絵など日本の伝統的な絵画形式に目を向け、桃山絵画を連想させたりもする金や銀を多用した装飾的ともいえる新しい表現を展開していった。
 鮮やかな金や銀、群青で彩られた長大な画面には、鋭角的な矩形(くけい)とフリーハンドによる波涛(はとう)のような筆触が配され、時間の経過と空間の広がりを感じさせる現代的な絵画世界が、びょうぶという伝統的な画面形式で生み出されている。 (毛利伊知郎 中日新聞 1998年2月20日掲載)
展覧会歴 没後11年 諏訪直樹展(三重県立美術館 2001)no.26
コレクションによる特別陳列 没後30年 諏訪直樹展(三重県立美術館 2020)
文献 『諏訪直樹作品集』(美術出版社 1994)p.68/no.248