資料詳細

三囲之景図

項目 内容
コレクション
ジャンル 版画
作者名 司馬江漢SHIBA Kokan
制作年 1787(天明7)年
材料 銅版彩色・紙
寸法 25.8×37.8
署名 上:三囲之図(逆字) MIMEGULI 右上:天明丁未冬十月 日本銅板創製 司馬江漢画並刻
寄贈者 藤井一雄氏寄贈
来歴
初出展覧会
作品名欧文 Landscape of Mimeguri
サイト
解説 この画面には三囲(みめぐり)という江戸・向島にある神社周辺の光景が描かれている。
 作者の司馬江漢(一七四七~一八一八年)は江戸時代中後期の洋画家のひとりであるが、実際に隅田川の堤に立って風景をスケッチした成果がこの銅版画になったと考えて間違いないだろう。川を挟んで左側に三囲神社、右側に今戸の瓦(かわら)焼きの煙、遠くに築波山がみえる。
 この作品は画面のほとんど三分の二を占める大きな空で特徴づけられる。この空を大きく取る構図法は江漢が参考にした舶来の銅版画から直接採り入れたものだが、従来の日本の画家なら単に余白としか考えなかったこの部分に三次元の大きな空間の存在を江漢は見いだしている。 (山口泰弘 中日新聞 1988年11月26日掲載)
展覧会歴 プリント・ワンダーランド 親と子でみる版と版画(平塚市美術館 1995)
HANGA 東西交流の波(山口県立萩美術館・浦上記念館、東京藝術大学大学美術館、三重県立美術館 2004-2005)
文献