資料詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| コレクション | |
| ジャンル | 水彩・素描 |
| 作者名 | 国吉康雄/KUNIYOSHI Yasuo |
| 制作年 | 1930年代 |
| 材料 | 鉛筆・紙 |
| 寸法 | 26.6×34.2 |
| 署名 | 右下:Yasuo Kuniyoshi / (SMK) |
| 寄贈者 | |
| 来歴 | |
| 初出展覧会 | |
| 作品名欧文 | Reclining Woman in Stockings |
| サイト | |
| 解説 | ここに描かれた女は、画家がアトリエに呼んだモデルの女性であるかどうか、詳しくは分からない。けれども、国吉がモチーフとして脳裏に思い浮かべていたのは、踊り子などの夜の仕事に従事する女性像であったはずである。 一九三〇年ごろの混乱したアメリカ社会を正視した国吉は、さまざまな矛盾を露呈する時代の風俗、とりわけ、虐げられた下層階級の人々を、洗練された筆さばきでリアルに絵画化した。 その哀愁あふれる多くの画家は、アメリカに渡った日本人画家たちの作品中にあって、他の追随を許さない宝石のような輝きを放っている。 ストッキングをはいたままベッドに横たわる女は、今しがた過酷な職場から解放されたばかりであろうか。ここでは、いわゆる絵画のモチーフとしての「ヌード」ではなく、一日の疲れをいやす女性の生活の一局面が繊細この上ない軟らかな線描によって、確実にトリミングされているというべきであろう。 (中谷伸生 中日新聞 1988年3月5日掲載) |
| 展覧会歴 | 日本洋画のれきし 三重県立美術館コレクションによる(茨城県近代美術館 2000) no.85 近代日本の裸婦展(井原市田中美術館 2000) |
| 文献 |