資料詳細

あの山にカラスがいる

項目 内容
コレクション
ジャンル 彫刻
作者名 中谷ミチコNAKATANI Michiko
制作年 2016(平成28)年
材料 石膏、樹脂、顔料ほか
寸法 H180×W170.0×D9.2(1点)、H180.0×W90.0×D8.8(3点)
署名
寄贈者 柳原操基金、公益財団法人三重県立美術館協力会寄贈
来歴
初出展覧会 「私は一日歌をうたう」(さいたま市プラザノース ギャラリー 2017年)
作品名欧文 There are the crows on that mountain
サイト オーディオガイド
解説  彫刻家・中谷ミチコは多摩美術大学を卒業後、ドイツで7年間学び、帰国後は祖父が暮らしていた家のある三重県を拠点に活動を続けている。国内外の美術館、ギャラリー等で精力的に作品を発表する他、自身の住まう土地に開かれた私設の展示スペースで年に一度、一日だけの個展を開催するプロジェクトの実施、芸術祭への参加やパブリックアート制作を行うなど活動の幅を広げている。
 中谷は主に3つの手法で制作している。鉛筆や水彩絵具による即興的なドローイング、粘土や石膏の立体作品、そして石膏と樹脂によるレリーフ作品である。特に3つ目の作品群では、イメージを粘土で成形し、石膏で型をとり、型から粘土を掻き出して空いた部分に樹脂を流し入れて制作するという独自の手法がとられており、かつて粘土が存在していた痕跡だけが樹脂の中に閉じ込められている。これを作家は、「不在の彫刻」と呼ぶ。物質として目の前に存在するのものが彫刻だという概念をあらためさせる作品である。
(原舞子 『三重県立美術館 コレクション選』 2022年)
展覧会歴 「私は一日歌をうたう」(さいたま市プラザノース ギャラリー 2017年)
「未来を担う美術家たち 20th DOMANI・明日展」(国立新美術館 2018年)
「Y² project 中谷ミチコ その小さな宇宙に立つ人」(三重県立美術館 柳原義達記念館 2019年)
コレクションによる特別展示 春をまちわびて 美術から考える自然との調和(=エコロジー)(三重県立美術館 2022)
文献