資料詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| コレクション | |
| ジャンル | 版画 |
| 作者名 | 恩地孝四郎/ONCHI Koshiro |
| 制作年 | 1943(昭和18)年 |
| 材料 | 木版・紙 |
| 寸法 | 56.0×44.0 |
| 署名 | 右上:(白文丸印のモノグラム) / 2603 /ONZI |
| 寄贈者 | |
| 来歴 | |
| 初出展覧会 | |
| 作品名欧文 | Author of Eyes of a dragonfly(Portrait of Kitahara Hakushū) |
| サイト | |
| 解説 | 恩地孝四郎は、近代的な美意識に基づいた創作版画の推進者。東京に生まれ、18歳で画家、文筆家の竹久夢二と出会い、本格的に美術の道を歩む。夢二との交流は、挿絵や装幀などの仕事に向かう契機ともなった。また、それらの仕事を通して、自身の芸術観に影響を及ぼすことになる音楽家や詩人、小説家等と出会いも得た。 恩地は、抽象表現の先駆者としても高く評価されるが、1930年代後半から40年代にかけては、肖像版画も手がけている。1942(昭和17)年、大正初期から恩地の創作活動に影響を与え続けた詩人・北原白秋と萩原朔太郎がともに他界。翌年、二人の追想像を制作し、国画会展で発表、日本版画協会展にも出品した。本作は、明るい色彩で、壮年の白秋を包容力にあふれる「国民詩人」として捉えたもの。木版による写実的な肖像制作は難しいとされるが、像主の個性を捉え迫真性を追求すると同時に、その内面や自身との関係性をも感じさせる仕上がりで、萩原朔太郎像とともに恩地の具象版画の代表作と位置づけ得る。 (道田美貴 『三重県立美術館 コレクション選』 2022年) |
| 展覧会歴 | 美術を楽しむ散歩道―三重県立美術館名品展Ⅰ 日本洋画の楽しみ(川越市美術館 2003) 恩地孝四郎展(東京国立近代美術館、和歌山県立近代美術館 2016) 山田耕筰と美術(栃木県立美術館 2020) |
| 文献 |