資料詳細

五月の海

項目 内容
コレクション
ジャンル 絵画(日本画等)
作者名 入江波光IRIE Hako
制作年 1935(昭和10)年
材料 紙本淡彩
寸法 42.0×60.0
署名 左下:波光 「波光」(朱文方印)
寄贈者
来歴
初出展覧会
作品名欧文 Sea in May
サイト
解説 入江波光は、大正から昭和前期にかけて京都を中心に活躍した日本画家。
 波光は大正七年、革新的な日本画運動を唱えて京都で結成された国画創作協会の重要なメンバーの一人であった。
 古画の研究に励むかたわら、西洋の新しい芸術にも目を向けて甘美で夢幻的な作品を数多く遺している。
 今回紹介する「五月の海」は、昭和十年の作。波光後半期の作品にしばしば見られる、水墨技法を多用した風景画である。
 断崖迫る海辺の風景が、波光独特の柔らかい墨線の中に、淡彩をまじえて巧みに描かれているが、そこからは、感情を内に抑えて、自然の中に沈潜した、画家の複雑な心の襞(ひだ)を感じ取ることができる。 (毛利伊知郎 中日新聞 1988年8月27日掲載)
展覧会歴 近代日本画ー京都画壇を中心にー(桑名市博物館 1995)
近代日本画と工芸の流れ 1868-1945(ローマ国立近代美術館 2013)
近現代日本画 三重県立美術館名品展(笠岡市立竹喬美術館 2023)
文献