資料詳細

梅花静物

項目 内容
コレクション
ジャンル 絵画(油彩画等)
作者名 安藤仲太郎ANDO Chutaro
制作年 1889(明治22)年
材料 油彩・板
寸法 28.1×42.2
署名 左下: T.アンドウ '89
寄贈者
来歴
初出展覧会
作品名欧文 Still Life with Plum Flowers
サイト
解説 当たり前のものが当たり前に描かれている。なんの説明もいらないようなこの静物画が描かれて、もう百年以上たってしまった現在までの間、近代洋画のスタイルは何度も変わり、今ではいったん古くさくみえていたこの「梅花静物」のような絵が、かえって新鮮にみえてくるのが不思議だ。絵の具もキャンバスも自分でつくらなければならない不便を超えて、油絵が描きたいという一心だけを頼りに、ためらいながら未知の領域に踏み込んでいった人の好奇心いっぱいの初心が、ぎこちなさや失敗を超えて伝わってくる。出来上がったものの上手下手以外のなにかを感じとるだけの余裕が、見る方にやっとできてきたからだろうか。ふりかえれば、かれらは描くことが素朴に楽しかったのだ。
(県立美術館学芸員・東俊郎)
展覧会歴 意味とイメージーあらわれる浪漫主義の明治―(和歌山県立近代美術館 1998)
―もうひとつの美術史―画家と額縁展(西宮市大谷記念美術館 1999)
日本洋画のれきし 三重県立美術館コレクションによる(茨城県近代美術館 2000) no.8
美術を楽しむ散歩道―三重県立美術館名品展Ⅰ 日本洋画の楽しみ(川越市美術館 2003)
コレクションによる特別展示 ルックバック:近代 洋画(三重県立美術館 2025)
文献