資料詳細

うらおもてのない帯

項目 内容
コレクション
ジャンル 彫刻
作者名 堀内正和HORIUCHI Masakazu
制作年 1963(昭和38)年
材料 ブロンズ
寸法 W78.0×D21.0×H43.0
署名
寄贈者
来歴
初出展覧会 第1回連翹会展(東京、資生堂ギャラリー 1963)
作品名欧文 Belt with No Front Nor Back
サイト
解説 細長い長方形の板を一八〇度ねじって接合された曲面は、裏表と左右の方向の区別がつけられない性質を持つ。
 十九世紀ドイツの数学者にちなみ、メービウスの帯と呼ばれるこの帯を、ブロンズで作ったのがこの作品。磨き上げられた表面には、周囲がゆがんで映り込み、非現実的な不思議な空間が生み出されている。
 堀内正和は、立方体や円柱、円錐などの幾何学的な立体に接合、切断、分解などの操作を加えて、視覚的に観客を惑わせる不可思議な抽象彫刻を制作してきた。
 遊びの精神に基づく視覚上のトリックにとどまることなく、ユーモアと風刺性とによって、堀内作品は戦後の日本社会に対して問題提起をしてきたのである。 (毛利伊知郎 中日新聞 1995年3月31日掲載)
展覧会歴 第1回連翹会展(東京、資生堂ギャラリー 1963)
文献