資料詳細

不詳(崩壊する都市、落下する人体)

項目 内容
コレクション
ジャンル 版画
作者名 石井茂雄ISHII Shigeo
制作年 1958(昭和33)年
材料 エッチング、アクアチント・紙
寸法 13.6×19.4
署名
寄贈者
来歴
初出展覧会
作品名欧文 Unknown(Collapsing City, Falling Bodies)
サイト
解説 石井茂雄は、一九六二(昭和三七)年に、ぜんそくのため二十八歳の若さでこの世を去った夭逝(ようせつ)の画家。
 石井は、十八歳のころから国画会や読売アンデパンダン展などに、第二次世界大戦後の日本社会がはらむさまざまな矛盾や不安感をテーマにした絵画作品を発表した。
 掲載の作品では、無機的なコンクリートと鉄とでつくられた現代都市の在り方と、そこで生きる人間が直面する疎外感に対する作者の疑問と批判が表されている。
 石井の作画期間は、十年余りと短いものであったが、その間に描かれた作品には、時代、社会、人間と積極的にかかわろうとする作者の真摯(しんし)な姿勢を見ることができる。
(毛利伊知郎 中日新聞 1997年3月7日掲載)
展覧会歴 33回忌記念-封印された革命の画家-石井茂雄作品展(アートギャラリー環 1994)
文献 33回忌記念-石井茂雄作品集 完全犯罪と芸術(アートギャラリー環 1994) p.19