資料詳細

帽子の男

項目 内容
コレクション
ジャンル 絵画(油彩画等)
作者名 飯田三吾IIDA Sango
制作年 1918(大正7)年
材料 油彩・キャンバス
寸法 45.8×38.1
署名 左上: SANGO IIDA
寄贈者 医療法人 飯田医院
来歴
初出展覧会
作品名欧文 Man in Hat
サイト
解説 飯田三吾は、四日市出で大正後期から昭和初にかけて、東京で前衛な美術グループに属し活動した洋画家の一人。一九〇〇年に四日市市で生まれ、旧制中学校卒業後上京して藤島武二に師事して洋画を学んだ。二二年に前衛的な画家たちのグループ「アクション」に参加し、短期的ながら東京で作品発表を行っている。しかし、三七年には家業の病院を助けるために帰郷し、六五年、四日市で死去した。東京在住時代の飯田は、当時日本に紹介されつつあった後期印象派を中心に、フランス近代絵画から強い影響を受けていた。「帽子の男」は、飯田の数少ない作品の一つ。ここには、当時の彼がどのような絵画表現に感心を抱いていたかがはっきり示されている。意志的な視線を放ってこちらを見つめる青年の表情には、美術にあこがれる多感な青年飯田三吾の姿が重ね合わされているようだ。
(県立美術館学芸員・毛利伊知郎)
展覧会歴
文献 門脇義一郎編『飯田三吾遺作集』(三彩社 1968)図版no.6