資料詳細

PILED CUP

項目 内容
コレクション
ジャンル 彫刻
作者名 建畠覚造TATEHATA Kakuzo
制作年 1996(平成8)年
材料 木、F.R.P.、鉛
寸法 H254.0×84.0×80.0
署名
寄贈者
来歴
初出展覧会
作品名欧文 PILED CUP
サイト
解説  建畠覚造は、東京都生まれの彫刻家。彫刻家・建畠大夢を父に持ち、自らも彫刻の道を志して東京美術学校に学んだ。はじめは具象的な塑像を制作し、若くして注目されるが、戦後まもなく抽象的な表現に取り組むようになる。セメント、アルミ、合板など新しい素材を用いつつ、理知的でユーモアを感じさせる作品を展開した。1950(昭和25)年より行動美術協会彫刻部を発表の場とし、1959(昭和34)年からは多摩美術大学で後進の指導に尽力した。
 本作は作家77歳の時の大作。合板による彫刻に薄い鉛の板を貼り、積み重ねられた8つのカップを表す。巨大なカップが傾き、今にもずり落ちそうなさまは、なんともユーモラスである。他方で、ずれながらもバランスを保つカップは波のような曲線を描き、全体に張りつめる緊張感が見どころとなっている。
(髙曽由子 『三重県立美術館 コレクション選』 2022年)
展覧会歴
文献