資料詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| コレクション | |
| ジャンル | 絵画(油彩画等) |
| 作者名 | 小林研三/KOBAYASHI Kenzo |
| 制作年 | 1965(昭和40)年 |
| 材料 | 油彩・キャンバス |
| 寸法 | 116.7×90.9 |
| 署名 | |
| 寄贈者 | 加藤真妙氏寄贈 |
| 来歴 | |
| 初出展覧会 | |
| 作品名欧文 | Birds |
| サイト | |
| 解説 | 前回紹介した小林の作品が鳥と虚空を著しく記号化していたのに比べると、今回の画面はずっと自然に見える。ほぼ同時期に平行して対照的な描法が採用されていたわけだ。そこに画風の転換期における模索を読みとることは許されるだろうか。もっとも、より自然に映るとはいえ、本作品でも鳥たちはすべて左向きで真横からとらえられており、写実的とはいえまい。先の作品がはるかな空を見上げたものだとすれば、鳥が翼をたたんだここでは、地面近くから見下ろしているだろう。しかも地面は単なる土の拡がりではない。その内側からわきだすかのように色の斑点が浮かび上がっている。鳥たちもそれに応じ、にじみを効かせた描き方だ。先の作品において果てしない虚空のひろがりが描きだされていたのに対し、ここでは生命の発露する自然が表されているのかもしれない。これらの作品を経て小林は、イメージと色彩が一体化した田園のビジョンに達することになる。 (三重県立美術館学芸員・石崎勝基) |
| 展覧会歴 | 小林研三展(三重県立美術館 1999) 三重の三人(三重県立美術館 2007)k-10 |
| 文献 |