資料詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| コレクション | |
| ジャンル | 絵画(油彩画等) |
| 作者名 | 坂本一道/SAKAMOTO Kazumichi |
| 制作年 | 1994(平成6)年 |
| 材料 | 油彩、テンペラ・麻布に白亜地 |
| 寸法 | 162×97.0 |
| 署名 | |
| 寄贈者 | 坂本一道 |
| 来歴 | 作者 |
| 初出展覧会 | |
| 作品名欧文 | BOX |
| サイト | |
| 解説 | 画面いっぱいにグレーがひろがる中、下方の白い碁盤の目をはじめとした区切りが引かれ、小さな球や三角が配されていく。上端の青を空とすれば荒野とも見えるグレーは、下端の脚からするとテーブルなのかもしれない。いずれにせよ、暗色地にかすれつつ粘りのある筆致で塗られたグレーは、荒涼たる雰囲気を発している。 他方球や三角は、一定の規則に従って配置されたのだが、規則に則ったからこそ、動き、というか動きの可能性を感じさせずにいまい。とりわけ碁盤の目の部分での、引っ掻きによる細く鋭い線は動勢を強調している。 そこにゲーム的な性格を認めることもできるかもしれない。グレーの空漠たるひろがりを、いまだ何も始まっていない開闢以前の世界と考えるなら、粒子のさまざまな組みあわせや交渉を試した上で、やがて宇宙を創成することになる実験室をここに見出すというのは、いささか飛躍が過ぎるだろうか。 =『新収蔵品展』より (県立美術館学芸員・石崎勝基) |
| 展覧会歴 | 取手館竣工記念教官展(東京藝術大学取手館 1994) 坂本一道退官記念展(東京藝術大学大学美術館 2001)no.92 |
| 文献 |