資料詳細

道標・鳩(長寿の鳩)

項目 内容
コレクション 柳原義達氏寄贈彫刻
ジャンル 彫刻
作者名 柳原義達YANAGIHARA Yoshitatsu
制作年 1981(昭和56)年
材料 ブロンズ
寸法 35.0×16.5×39.0
署名
寄贈者 作者寄贈
来歴
初出展覧会
作品名欧文 Milestone, Pigeon (The Pigeon with a Long Life)
サイト
解説 柳原義達(一九一〇~)独自の世界として、この彫刻家を最も著名にしたのは、「道標」と名付けられた鳩(はと)と鴉(からす)を主題にした作品群である。六〇年代後半から制作が始められた「道標」シリーズを「私の自画像」「生のあかし」であると作者は記している。つまり、鳩や鴉の像は、倦(う)むことなく創造を続けるこの彫刻家の人生・生きざまを表しているのである。「道標」シリーズの中でも、華麗な孔雀(くじゃく)鳩を主題とした作品は、愛らしい姿かたちと性格で多くの人々に親しまれ、全国各地の公園等にも設置されてきた。掲載作品もそうした「道標・鳩」シリーズの一作品。「長寿の鳩」という副題は、モデルとなった鳩が長生きだったことに由来する。柳原は、近年までアトリエで純白の孔雀鳩を飼育していた。長年この鳩の姿と振る舞いに親しく接し、地球上で生を同じくする鳩の姿を現すことによって、自然の法則に従って生きている自己の営為を確認し続けているのである。
(県立美術館学芸員・毛利伊知郎)
展覧会歴 柳原義達展(菅野美術館 2015)
没後20年 柳原義達展―彫刻の道標―(三重県立美術館 2024)
文献