資料詳細

光の間 01-1-15-4

項目 内容
コレクション
ジャンル 版画
作者名 秋岡美帆AKIOKA Miho
制作年 2001(平成13)年
材料 NECOプリント・麻紙
寸法 217.0×275.7
署名 左下:miho 裏面左下:光の間 '01-1-15 2001年1月15日 秋岡美帆/01-1-15-4
寄贈者
来歴
初出展覧会 個展(Gallery H.O.T 2001)
作品名欧文 INTER LUCEM 01-1-15-4
サイト
解説  秋岡美帆は兵庫県神戸市出身で、1990年代半ばより三重県に拠点を移して制作した。カメラで撮影したフィルムをNECO(New Enlarging Color Operation)という大型作画機を用いて麻紙に拡大プリントした作品で知られる。およそ30年間の作家活動の中、自然との交歓というテーマや制作手法は一貫していた。秋岡の作品は、70年代から続く写真製版版画における絵画革新の可能性の探求、80年代の高度な技術に裏打ちされた大型写真の隆盛、90年代以降のグローバルな環境問題への認識といった各時代の芸術表現の動向によって、版画/写真/絵画の領域を往来しながら評価されてきた。
 「光の間(あはひ)」と名付けられた本シリーズでは、木や影という具体的なイメージは写されておらず、青や黒の背景に光のすじが揺れ動くさまは抽象絵画を思わせる。森の中で風の誘いにまかせて自らも動きながら撮影したというが、動いてぶれているのは秋岡のカメラなのか、あるいは自然の中の目に見えないものの姿が映りこんでいるのかという想像すら掻き立てる作品である。
(原舞子 『三重県立美術館 コレクション選』 2022年)
展覧会歴 個展(Gallery H.O.T 2001)
特集展示 秋岡美帆―風の景―(三重県立美術館 2020)
文献 MIHO AKIOKA. Inter Lucem, Gallery H.O.T, 2001, no.3