資料詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| コレクション | 長原担氏寄贈 |
| ジャンル | 絵画(油彩画等) |
| 作者名 | 湯浅一郎/YUASA Ichiro |
| 制作年 | 1897(明治30)年 |
| 材料 | 油彩・板 |
| 寸法 | 23.3×33.0 |
| 署名 | 左下:To my friend / Nagahara / 97 I.Yuasa |
| 寄贈者 | 長原坦氏寄贈 |
| 来歴 | |
| 初出展覧会 | 白馬会第2回展(上野公園元内国勧業博覧会跡第5号館 1897) no.282か? |
| 作品名欧文 | Resting House |
| サイト | |
| 解説 | 店を開けて程ない時間であろうか。茶店の奥から外を眺めた風景の中に、一人ぽつんと背中を向けている女給が左前方にいる。お客になりそうな通行人がいないかを気にかけつつ、支度の手は休めていない。日常の何気ない風景ながら、画家の温かいまなざしが伝わってくる。屋内の少し暗い空間と外の明るい空間の対比、それに縦横に走る木組みの構造的な面白みが作品の見所であろう。湯浅一郎は、白馬会を代表する画家の一人であった。白馬会は、印象派風の明るい画風と自由な美術家気質を基調としながら明治中後期の洋画界の先導的役割を果たした団体である。本作品にも、師黒田清輝を見習った柔らかい光が画面を覆っている。本作品は、県立美術館が開館した一九八二(昭和五十七)年、長原孝太郎のご遺族から大量に寄贈を受けた作品群に混ざっていた。画面左下には「親友の長原君へ」と英語で書かれている。白馬会第二回展出品目録に同じ題名の作品が記載されていることから、展覧会終了後、一歳年上の長原に贈ったのだろう。二人の親交の深さを物語っている。 (県立美術館学芸員・田中善明) |
| 展覧会歴 | 白馬会第2回展(上野公園元内国勧業博覧会跡第5号館 1897) no.282か? コレクションによる特別展示 ルックバック:近代 洋画(三重県立美術館 2025) |
| 文献 |