資料詳細
項目 | 内容 |
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コレクション | |
ジャンル | 版画 |
作者名 | ムンク、エドヴァルド/MUNCH, Edvard |
制作年 | 1895年 |
材料 | エッチング、ドライポイント・紙 |
寸法 | 20.3×30.9 |
署名 | |
寄贈者 | |
来歴 | |
初出展覧会 | |
作品名欧文 | Te(^)te-a(`)-Te(^)te (from "Meier-Gra(・・)efe Portfolio") |
サイト | |
解説 | 一八九二年ベルリン美術家協会の招きにより、ムンクはドイツで個展をひらいている。保守的な画家の妨害により、展覧会は一週間で閉鎖、それに抗議する前衛派の応酬で、ムンクは多くの友人をえた。 そのひとりが、このはじめての版画集を刊行したドイツの美術史家マイアー・グレーフェ。かれは後にパリへ移り、画商ビングとアール・ヌーヴォーの店をひらく。ムンクの絵画のなかで、版画は重要なジャンルだが、マイアー・グレーフェはムンクの版画制作を支援した友人のひとりであった。 窓からさしこむ光によって、男と女の表情が浮き彫りにされ、パイプのけむりがふたりのあいだに流れる微妙な心理を強調する。エッチングは、そうした陰影を表現するとき、とても有効な技法であった。 (荒屋鋪透 中日新聞 1993年5月21日掲載) |
展覧会歴 | 美術を楽しむ散歩道―三重県立美術館名品展Ⅱ ヨーロッパ版画の散歩道(川越市美術館 2003) 版画の冒険 ミレー、ドガそしてムンクへ(町田市立国際版画美術館 2012) ムンク×斎藤清展(やないづ町立斎藤清美術館 2017) |
文献 |