資料詳細
項目 | 内容 |
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コレクション | |
ジャンル | 版画 |
作者名 | 歌川広重/UTAGAWA Hiroshige |
制作年 | 1847-51(弘化4-嘉永4)年頃 |
材料 | 木版・紙 |
寸法 | 21.3×34.3 |
署名 | |
寄贈者 | UFJ銀行寄贈 |
来歴 | |
初出展覧会 | |
作品名欧文 | Narumi, Meisan (From "Fifty-Three Stations Along the To(-)kaido(-) Road") |
サイト | |
解説 | 有松絞で知られた尾張の国、鳴海宿を描いた歌川広重の隷書版東海道五十三次中の一図。 この図で、広重は商店や旅籠(はたご)が軒を並べる宿場町の景観を、透視遠近法を用いて描きだしている。 遠近感を合理的に表現するための透視遠近法は、西洋ではルネサンス以来盛んに用いられてきたが、わが国では十八世紀前半以降の浮世絵師や洋画家たちによる使用を待たねばならなかった。 特に庶民のおう盛な好奇心をとらえようとした浮世絵師たちは、この西洋渡りの新しい遠近法をさまざまに用いたが、広重は透視遠近法と自らの叙情的な感性をうまく調和させて独自の風景画の世界を創出することに成功した。 (毛利伊知郎 中日新聞 1922年2月21日掲載) |
展覧会歴 | コレクションによる特別展示 #StayMuseum ステイミュージアム(三重県立美術館 2020) |
文献 |