資料詳細

大台原山

項目 内容
コレクション 榊原一彦氏寄贈
ジャンル 水彩・素描
作者名 榊原一廣SAKAKIBARA Kazuhiro
制作年 1911(明治44)年
材料 水彩・紙
寸法 34.7×25.8
署名 裏面:一九十一年七月廿九日 大台原山にて
寄贈者 榊原一彦氏寄贈
来歴
初出展覧会
作品名欧文 Mt. O(-)daigahara
サイト
解説 榊原一広は、一八八三年亀山出身の洋画家で、津中学校在学中に鹿子木孟郎に絵の手ほどきを受けた後、京都で浅井忠に師事し、昭和前期まで主に関西を中心に活躍した。
 掲載の「大台原山」は、一九一一年七月二九日の年記を持った作品で、三重と奈良の県境の険しい山岳地帯として知られた大台原山風景画、素朴な筆致で描かれている。
 この図に見られるように榊原の作品は、堅実は写実表現を基調としている。それは当時、京都洋画界の指導的な位置にあり、彼の師でもあった浅井の画風を忠実に学んだ結果であった。
 榊原は時代の先頭に立つ大画家ではなかったが、明治後半から大正初期にかけて彼が残した多くの水彩画は、清澄な色彩と情感豊かな表現に、さわやかな魅力をたたえている。 (毛利伊知郎 中日新聞 1990年4月13日掲載)
展覧会歴 榊原一廣とその周辺展(三重県立美術館 1990)no.1-8
榊原一廣~郷土の生んだ文化人(その1)~(亀山市歴史博物館 1995)
郷土ゆかりの洋画家 榊原一廣展(伊丹市立美術館 2004)
洋画の青春―明治期・三重の若き画家たち(三重県立美術館 2024)
文献