資料詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| コレクション | 榊原一彦氏寄贈 |
| ジャンル | 水彩・素描 |
| 作者名 | 榊原一廣/SAKAKIBARA Kazuhiro |
| 制作年 | 1906(明治39)年 |
| 材料 | 水彩・紙 |
| 寸法 | 32.1×49.1 |
| 署名 | 左下:KAZUHIRO 裏面:1906年 8月 加良洲はま 榊原一廣 |
| 寄贈者 | 榊原一彦氏寄贈 |
| 来歴 | |
| 初出展覧会 | |
| 作品名欧文 | Karasu Beach |
| サイト | |
| 解説 | 1883(明治16)年に三重県鈴鹿郡亀山町(現・亀山市)に生まれた榊原は、三重県尋常中学校に入学し、鳥羽出身の新井謹也と知り合う。1904(明治37)年に京都で新井と再会したことが契機となり、新井が師事していた牧野克次に入門し、同時に聖護院洋画研究所に入所する。1906(明治39)年には浅井忠を院長として新設された関西美術院で学び、関西美術会第5回競技会に出品した作品で二等賞を受け、その後も同会の展覧会等に出品を重ねた。 本作は、1906年夏に帰省した際、伊勢湾沿岸の香良洲の浜辺を訪れて制作したものである。緑の草が生い茂った浜辺には、小さな漁船が並び、穏やかな夏の情景が広がっている。水彩画の特質を活かして明るく軽やかな筆致で描かれた画面には、師である浅井の影響がみられる。美術院で、正確なデッサンと明快な色彩表現を誠実に学んでいたことがうかがえる作品である。 (橋本三奈 『三重県立美術館 コレクション選』 2022年) |
| 展覧会歴 | 水と光の出会い-近代日本水彩画の展開(福島県立美術館 1987)no.124 郷土ゆかりの洋画家 榊原一廣展(伊丹市立美術館 2004) 榊原一廣とその周辺展(三重県立美術館 1990)no.1-7 みずゑのあけぼの-三宅克己を中心として(徳島県立近代美術館 1991)no.166 明治期の水彩画-水絵の魅力(練馬区立美術館 1991)no.130 榊原一廣(亀山市歴史博物館 1995) パラランドスケープ “風景”をめぐる想像力の現在(三重県立美術館 2019) 洋画の青春―明治期・三重の若き画家たち(三重県立美術館 2024) |
| 文献 | 島田康寛『日本の美術 353 浅井忠と京都洋画壇』(至文堂 1995年)p.9 |