資料詳細

私の家

項目 内容
コレクション
ジャンル 絵画(油彩画等)
作者名 小林研三KOBAYASHI Kenzo
制作年 1983(昭和58)年
材料 油彩・キャンバス
寸法 72.8×91.0
署名 左下:k
寄贈者
来歴
初出展覧会
作品名欧文 My House
サイト オーディオガイド
解説  1924(大正13)年に三重県四日市市に生まれた小林研三は、幼少期に移った桑名にアトリエを構えて拠点とし、童話的な画風の作品を生み出した洋画家である。小林の芸術への出発点は、1942(昭和17)年に二科展で初入選したことであるが、戦争により画家の道は一旦中断する。1947(昭和22)年、第1回二紀会展で入選を果たしたことが再出発の契機となり、その後も同展に出品して受賞を重ねた。1960年代には鳥を画題とした作品を多く手がけ、1969(昭和44)年のヨーロッパ旅行を機に、鳥瞰的な構図を用いた風景画へと変遷した。
 青い空には鳥が舞い、樹々が立ち並ぶ丘の上には小さな家がたち、のどかな田園風景が広がっている。家の窓からはイーゼルに立てかけられた絵がみえることから、たくさんの動物と一緒に暮らす画家自身の「私の家」を空想の世界にのせて描いたことがうかがえる。小林は、家や樹々、池、小道、動物たちを画面上に配した後に、背景を塗る手法で制作した。
(橋本三奈 『三重県立美術館 コレクション選』 2022年)
展覧会歴 三重の三人(三重県立美術館 2007)k-19
小林研三展(桑名市博物館 2011)
生誕百年 小林研三―モンペエ会と桑名のアートシーン―(桑名市博物館 2024)
文献