資料詳細

葉・色彩・光

項目 内容
コレクション
ジャンル 版画
作者名 ブラック、ジョルジュBRAQUE, Georges
制作年 1953年
材料 リトグラフ・紙
寸法 97.5×60.0
署名
寄贈者
来歴
初出展覧会
作品名欧文 Leaves, Color, Light
サイト
解説 闇との鋭い対比において光を劇的に表現したバロック絵画。明るい絵の具のタッチを併置することによって、光の明るさをそのままに捉えようとした印象派の作品。これらと同じく、このブラックの石版画もまた光の表現を意図しているが、その方法は全く異なっている。
 まずブラックは、まるで色紙を切り抜いて張り付けた切り紙絵のように、色も形も、思い切った単純化を行っている。その上で写真のネガフィルムのように、光と影を全く逆転させて表現しているのである。
 したがって、一見影と見える黒い部分は、実は窓からの光が差し込む最も明るい部分である。形がそれぞれ白い地の上に浮き上がって見えるのも、この逆転によって、ものの輪郭線が常識とは逆に白抜きにされているからである。
 こうしたきわめて知的な操作と洗練された色彩感覚を駆使して、バロック絵画とも印象派とも性質の異なる光を、ブラックは確かに画面の上に実在させている。(土田真紀 サンケイ 1988年10月2日掲載)

[作品名(フランス語)]
Feuilles, couleur, lumière
展覧会歴
文献