資料詳細

風景

項目 内容
コレクション
ジャンル 絵画(油彩画等)
作者名 清水登之SHIMIZU Toshi
制作年 1921(大正10)年
材料 油彩・キャンバス
寸法 48.6×58.9
署名 右下: 1921
寄贈者
来歴
初出展覧会
作品名欧文 Landscape
サイト
解説 中央下の垣根がかたどる逆八の字に応じて広がっていく景色をよく見れば、地形と建築、人物間の大きさの尺度はでたらめだし、それらをとらえる視線も、見上げたり見下ろしたりと、角度が一定していない。
 にもかかわらず画面は、緊密に呼応し合った小宇宙をなしている。これは、まず調子の暗さを統一し、その中で、茶、緑、グレーの各色面がかみ合うように隣接しながら、強引に空間を奥までリレーしていくためだろう。各色には白が、ハイライトないし単純化されたボリュームとして加えられ、稠(ちゅう)密な塗りは上滑りしない。
 空間は、外の視点と切断されたものではない。視線が一歩一歩進むことで、空間が展開するのだ。 (石崎勝基 中日新聞 1992年4月10日掲載)
展覧会歴 清水登之展(栃木県立美術館 1996) no.30
日本洋画のれきし 三重県立美術館コレクションによる(茨城県近代美術館 2000) no.82
清水登之とその仲間たち(とちぎ蔵の街美術館 2004)
文献