資料詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| コレクション | |
| ジャンル | 絵画(油彩画等) |
| 作者名 | 安井曾太郎/YASUI Sotaro |
| 制作年 | 1924(大正13)年 |
| 材料 | 油彩・キャンバス |
| 寸法 | 90.0×71.0 |
| 署名 | 右下:S.Yasui |
| 寄贈者 | 第三銀行寄贈 |
| 来歴 | |
| 初出展覧会 | 第11回二科展(上野公園・竹之台陳列館 1924) |
| 作品名欧文 | Standing Woman |
| サイト | |
| 解説 | 安井曾太郎といえば、ヨーロッパ留学中の若い時代に描いた秀逸な人体デッサンを思い浮かべてしまう。それには生ぬるいところが微塵(みじん)もなく、モデルは冷徹に写し取られており、大げさにいうと、西洋の素描技術を日本人である彼が一挙に吸収してしまった感がある。同様に彼は留学中、深みのある色彩感覚をも身につけ、大正初期にはすでに梅原龍三郎とともに、一目置かれる存在となった。 本作品では、それまで多用していた色彩が取り払われただけでなく、飾り気もまったく見られない。それゆえ画家がこの造形表現に対し、いかに厳しく取り組んでいたのかがひしひしと伝わってくる。 画家萬鉄五郎はこの作品について、「安井君のものは色の渋さといい、筆の重さといい、容易に人を楽しませることはないが常にどんな作にでも洋風画本来の正確な科学がかくされていないことはない」と的確な評を残している。 (田中善明 中日新聞 1995年10月13日掲載) |
| 展覧会歴 | 第11回二科展(上野公園・竹之台陳列館 1924) 安井曾太郎遺作展(国立近代美術館 1956) 石井柏亭と近代絵画の歩み(千葉県立美術館 1988) no.136 からだのイメージ 西洋と日本の人体表現―近世から現代へ(静岡県立美術館 1991) no.3-9 二科回顧展(東京・大丸ミュージアム、大阪・高島屋 1995) no.34 安井曾太郎展(兵庫県立近代美術館 1996) no.24 梅原龍三郎・安井曾太郎展(井原市立田中美術館 1999) 日本洋画のれきし 三重県立美術館コレクションによる(茨城県近代美術館 2000) no.64 歿後50年 安井曾太郎展(宮城県美術館、茨城県近代美術館、三重県立美術館 2005)no.36 ぬぐ絵画―日本のヌード 1880-1945(東京国立近代美術館 2011) 安井曾太郎の世界―人物画を中心に― (ふくやま美術館 2014) 洋画の青春―明治期・三重の若き画家たち(三重県立美術館 2024) コレクションによる特別展示 ルックバック:近代 洋画(三重県立美術館 2025) |
| 文献 | 嘉門安雄編『安井曾太郎』(日本経済新聞社 1979年)総目録 no.96 |