資料詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| コレクション | |
| ジャンル | 水彩・素描 |
| 作者名 | 安井曾太郎/YASUI Sotaro |
| 制作年 | 1907(明治40)年 |
| 材料 | 鉛筆・紙 |
| 寸法 | 17.4×11.3 |
| 署名 | 右下:「曾」(朱文方印) |
| 寄贈者 | |
| 来歴 | |
| 初出展覧会 | |
| 作品名欧文 | Man |
| サイト | |
| 解説 | 優れた描写力のみを取りあげるなら、安井曾太郎は日本人画家のなかで五本の指に入るだろう。 はがきよりも一回り大きいだけの、この小さな作品にも、安井の卓越した素描のエッセンスが凝縮されている。まず、注目したいのは、鉛筆の速度。曲線部分は比較的ゆっくりと強めに鉛筆を押し付け、直線部分は素早く軽やかに描かれている。 しかも、画面に奥行きをもたせ、位置関係をはっきりさせるため、男の手前の部分と遠くの部分とでは、鉛筆の濃さが違う。さらに、鉛筆が紙と接する傾きも巧みに変化している。 そうした要素を数え上げればきりがないほど、安井のデッサンは複雑で正確である。これを描いた当時の安井はまだ二十歳そこそこの学生だったことに、まず驚かされるが、早熟の画家が身に付けたこの技術が、後の画業にいい影響だけを与えたとは思えない。 (田中善明 中日新聞 1999年5月27日掲載) |
| 展覧会歴 | 安井曾太郎展(兵庫県立近代美術館 1996) 歿後50年 安井曾太郎展(宮城県美術館、茨城県近代美術館、三重県立美術館 2005)no.137 安井曾太郎の世界 ―人物画を中心に― (ふくやま美術館 2014) コレクションによる特別展示 春をまちわびて 美術から考える自然との調和(=エコロジー)(三重県立美術館 2022) |
| 文献 |