資料詳細

花鳥図

項目 内容
コレクション
ジャンル 絵画(日本画等)
作者名 増山雪斎MASHIYAMA Sessai
制作年 1814(文化11)年
材料 絹本着色
寸法 117×47.5
署名 左上: 甲戌春日石●(てん)道人選 「君選」(白文方印)  「雪斎」(朱文方印)
寄贈者
来歴
初出展覧会
作品名欧文 Flowers and Bird
サイト
解説 雪斎は本名を増山正賢(まさかた)といい、宝暦四年(一七五四年)、伊勢長島藩主正贇(まさよし)の長子として江戸に生まれ、父の死去とともに安永五年(一七七六年)二十三歳で遺領二万石を襲封し、河内守に任じられた。生前はむしろ文芸の分野に秀でた風流貴人として、尊敬を集めた。
 四十八歳を迎えた享和元年(一八〇一年)、家督を子に譲り、江戸巣鴨の下屋敷に隠棲し、文政二年(一八一九年)一月に、六十六歳で没した。
 雪斎はその号で、致仕ののち巣鴨に隠棲したことから巣丘隠人、石をことに愛したことから石顚(せきてん)道人などとも号した。
 掲出の作品は、「甲戌春日」の年記があることから一八一四年に描いたことがわかる。六十歳を過ぎた、自適自娯の生活のなかから生まれた作品である。
 絵は梅に鶯を描いたもので、いかにも「春日」にふさわしい。肩の力を抜いた、楽しみながらの制作であったらしく、鶯のプロポーションにいくぶん崩れがみられるが、そこがまた貴人らしいおおらかさでもある。 (山口泰弘 中日新聞 1993年1月8日掲載)
展覧会歴
文献