資料詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| コレクション | |
| ジャンル | 絵画(油彩画等) |
| 作者名 | 古賀春江/KOGA Harue |
| 制作年 | 1927(昭和2)年 |
| 材料 | 油彩・キャンバス |
| 寸法 | 90.9×60.6 |
| 署名 | 右下: HARUE KOGA |
| 寄贈者 | |
| 来歴 | |
| 初出展覧会 | 明治・大正・昭和物故名家油絵回顧展(日本橋・白木屋 1940) |
| 作品名欧文 | Fireworks |
| サイト | オーディオガイド オーディオガイド(B) ※作品を言葉で記述したガイド |
| 解説 | 福岡県久留米の浄土宗寺院の長男として生まれた古賀春江は、中学校を退学し上京、二科展で受賞して注目され、前衛団体「アクション」にも参加。キュビスム的な作風からパウル・クレーを思わせる童画風の絵、さらにモダンなイメージを扱ったシュルレアリスム的絵画へと前衛的な作風を展開した。 本作とほぼ同寸法、同題の油彩を公益財団法人川端康成記念会が所蔵する。後のノーベル賞作家、川端康成との親しい交友のなかで古賀が川端に贈った作品で、画家の代表作とも見なされている。 本作は、川端旧蔵品に見られる人物像を欠くが、全体のくすんだ色の調子、光る花火の表現、船や建物や植物らしきモチーフ、それらが浮遊するかのような描法など共通点が多い。川端旧蔵のほうに画家が付した解題詩には「境界もない真つ黒い夜の空間に / パツと咲く花火」「煙火は万物を蘇らせる」とあり、花火の光を受けて様々なものが瞬時に彷彿とするさまが意図されているかも知れない。 (速水豊 『三重県立美術館 コレクション選』 2022年) |
| 展覧会歴 | 明治・大正・昭和物故名家油絵回顧展(日本橋・白木屋 1940) 20世紀日本美術再見II 1920年代(三重県立美術館 1996) no.1-1-24 日本洋画のれきし 三重県立美術館コレクションによる(茨城県近代美術館 2000) no.71 昭和前期の洋画 1923~1945(島根県立美術館 2004) 新しい神話が始まる。古賀春江の全貌展(石橋美術館、神奈川県立近代美術館 葉山 2010) 開館35周年記念Ⅰ ベスト・オブ・コレクション―美術館の名品(三重県立美術館 2017) 横光利一生誕120年 川端康成コレクション 川端康成と横光利一展(三重県立美術館 2018) コレクションによる特別展示 ルックバック:近代 洋画(三重県立美術館 2025) |
| 文献 | 『明治・大正・昭和 物故名家油絵回顧展画集』(明治美術研究所 1940年11月)p.31にモノクロ図版 |