資料詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| コレクション | |
| ジャンル | 絵画(油彩画等) |
| 作者名 | 浅野弥衛/ASANO Yae |
| 制作年 | 1964(昭和39)年 |
| 材料 | 油彩・キャンバス |
| 寸法 | 72.7×90.5 |
| 署名 | 右下:YAE ASANO-64 |
| 寄贈者 | |
| 来歴 | |
| 初出展覧会 | |
| 作品名欧文 | Work |
| サイト | オーディオガイド |
| 解説 | 浅野弥衛は三重県鈴鹿市で江戸時代から煙草屋を営む旧家に生まれる。3度に渡る応召を除き、生涯のほとんどを郷里で過ごし、一貫して抽象絵画の制作に打ち込んだ。戦前期には詩人の野田理一との交流から海外の美術潮流に触れ、美術創作家協会に出品。戦後は鈴鹿信用組合の理事として勤める傍ら、美術文化協会に所属。1959(昭和34)年に勤めを辞して画業に専念し、名古屋の画廊を中心に発表を続け、東海圏を代表する抽象画家の一人としての評価を固めた。 色彩豊かな作品も制作したが、浅野の代表作といえば白と黒のモノクロームの色彩に線の踊る絵画であろう。本作のような白地の油彩画は、独自の「ひっかき」技法で描かれる。キャンバスに白い絵具を平らに伸ばし、乾ききらぬうちに鉄筆などで線を刻む。よく乾燥させた後、黒の絵具を塗り、布で拭きとる。刻まれた凹面には黒い絵具が残り、線描の跡が浮かび上がる。硬質かつ自在な線と、それを受け止める柔らかく広がる面が表裏一体となって作品を構成している。 (原舞子 『三重県立美術館 コレクション選』 2022年) |
| 展覧会歴 | 浅野弥衛展(三重県立美術館 1996)no.32 三重の三人(三重県立美術館 2007)a-05 |
| 文献 |