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平成23年10月17日

俳句のくに・三重

芭蕉さん日記 平成23年10月12日

 伊賀へ帰ってきた芭蕉さん。やっぱりふるさとは落ち着きますね。











 

第65回芭蕉祭へ行く!

俳聖殿
これが俳聖殿。芭蕉祭の式典会場じゃ。
忍者
ちょっとだけ、忍者のまねごと。
茶会
芭蕉祭に来られた方としばし歓談。
ブース
放課後の子どもたちで大盛況。
 
 
 
 
 

福井から3週間かけて伊賀に帰ってきた。俳聖殿を見ると、「ふるさとへ帰ってきたのだなあ」と思ってほっとする。

 

伊賀では、毎年、わしを慕って芭蕉祭を開催してくれているのじゃ。伊賀人の前に顔を出すのも2004年のイベント以来。人々がわしを覚えていてくれるか心配したが、みな、「芭蕉さん、芭蕉さん」と声をかけてくれて、うれしかった。

 

会場の上野公園には忍者博物館があるんじゃ。わしも子どものころは少し忍者にあこがれたこともあってのう、今からでも修行できるかと館の者に尋ねたら、「360歳ですか。う~ん、もう少し若ければ・・・」と言われてしまった。トホホ。まねごとだけでもと思い、お姉さんにポーズを教えてもらって記念撮影。

 

公園内で開かれていたお茶会にもお邪魔した。わしの登場にみなさん驚いておった。わしが隠れ家にこもっておった間の出来事や俳句のことなど、いろいろ聞かせてもらった。

 

投句ブースでは、学校が終わった子どもたちがたくさんやってきて、我も我もと句を作り始めた。みんなあっという間に2句4句と作る。学校や地域の人のおかげで、俳句に触れる機会が多いのじゃろう。俳句文化が子どもたちにきちんと引き継がれているとは、実にうれしい。地域の人の取り組みに感謝。

 

今年は久しぶりに良い旅ができた。各地で初めて句作に挑戦する子どもに会ったが、みな、始めると俳句の面白さに取り付かれるようじゃ。これをきっかけに子どもたちが俳句作りを続けてくれるとうれしいが。

 

また来年も新たな出会いと発見の旅に出たいものじゃ。来年はこの日記の読者に会うやも知れぬ。みな怖がらずに声をかけてくれるかな。

さて、少し休んで、冬の間はゆっくり旅の計画を練ろう。曽良も一緒に来ればいいのに・・・。

 

  

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芭蕉君
芭蕉君
芭蕉君
芭蕉君
 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 環境生活部 文化振興課 文化企画班 〒514-8570 
津市広明町13番地
電話番号:059-224-2176 
ファクス番号:059-224-2408 
メールアドレス:bunka@pref.mie.lg.jp

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