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石採祭(桑名郡桑名町)


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 桑名町(現桑名市)の桑名神社と中臣神社は春日神社とも言われるが、この神社の大祭に比与利祭と御車祭がある。その比与利祭の神事の一つが石取行事であって、祭場用の石を町屋川に取りに行き、その石を車に載せて曳いたのが源流という。江戸時代の終わり頃から次第に豪華な飾りを付け、太鼓などを打ち鳴らすようになり、派手な喧嘩も起こり、一時は禁止令が出るほどであったらしい(『写真集 明治・大正・昭和 桑名』)。『三重県案内』にも「年の七月七日に行はるる石採の祭の賑ひは人の能く知る所にして・・・桑名町四十余箇町各競ふて壮麗なる山車を曳き列ね、打つや太鼓の音につれて・・・人こそ先に浮かれける老若男女喧擾の状恰も狂するか如し」と記され、当時の石取祭のにぎやかさがうかがわれる。なお、現在は8月の第1土曜・日曜日が祭日となっている。

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