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戦捷紀念郡設桑園(飯南郡粥見村)


写真


 日露戦争の戦捷を記念して、飯南郡が明治39年(1906)度より3年間の継続事業として、魯桑(中国中南部原産の桑の種類)の栽培と桑畑の改良を目的として設立された。花岡村(現松阪市)・粥見村(現飯南町)、漕代村(現松阪市)の3か村に苗園を設け、毎年1戸につき5本の苗木を無償配布したり、桑園品評会を開催したりした。『三重県案内』にはどの苗園か記載がないが、写真中の幟に「飯南郡第二桑苗園」とあり、上記苗園の順に従って粥見村の苗園と思われる。

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