トップページ  > 明治百景-百年前の三重県- > 商業 > 四日市商業会議所(四日市市大字浜町)

四日市商業会議所(四日市市大字浜町)


写真


 明治23年(1890)9月商業会議所条例が発布され、26年には各地に商業会議所が設置された。県内でも同年5月10日付けで、桑名・四日市・津の3会議所が認可を得た。四日市商業会議所は当初の会員数133人で、会頭井島茂作・副会頭伊藤伝七であった(『明治26年三重県勧業年報』)。その後、会員も増え、『三重県案内』には「選挙有権者は三百六十名、議員三十一名を選出し一箇年経費約五千円を投して各種の経済事情を調査研究する」とあり、会頭は九鬼紋七である。なお、35年には商業会議所条例に代わって商業会議所法が施行され、継続認可の必要があったが、桑名商業会議所は継続せず、その年解散した。

トップページへ戻る このページの先頭へ戻る