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交流のかたち 人の交流 ~伊勢をめざす人々~
室町時代に人びとの間に広まりはじめた伊勢まいりは、戦乱がおさまり世の中が安定した江戸時代に入るとさらに盛り上がりました。中でも、数百万人規模の群衆が伊勢をめざしたおかげ参りの時には、伊勢路が人であふれかえりました。人々の神宮への思いをくみとり、参宮の仕組みをつくりあげた御師(おんし)の幅広い活動を背景に、全国各地の人々が次々と伊勢をめざし、そのにぎわいの中でさまざまな交流が展開したのです。