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みえの文化団体詳細

地域 伊勢・志摩地域
団体名 「RAMO」(ラモ) ミュージシャン

「RAMO」大徳さんと楽守さん(楽器のお店 ラモシオンにて)
「RAMO」大徳さんと楽守さん(楽器のお店 ラモシオンにて)

プロフィール 【メンバー】楽守(らも)さん…パーカッション&コーラス
大徳(だいとく)さん…ギター&ボーカルの音楽ユニット
【主な活動歴】
 2006年、それまで父:大徳がソロ活動していたが、長男:楽守と一緒に活動を始める。
 2014年24時間テレビ「愛は地球を救う」に出演。
 現在県内各地域の小学校や福祉施設を訪問しライブを開催。
【活動拠点】
 度会郡大紀町滝原神宮近くのひのき家(薪ストーブ専門店)内にてギターの修理販売を営むかたわら、三重県内だけではなく名古屋や大阪、奈良、和歌山など各地にライブへ出かけている。現在、全国にネットワークを広げ宇和島、奄美大島、沖縄へも行っており、今後も家族4人で、今まで行けなかったところへ活動範囲を広げていく予定。そしていつか海外でのライブの実現を目指している。
記事  「考えるより感じてほしい。手をさしのべるよりも寄り添ってほしい」
 自閉症の子供をもつ垣内大徳さんはこう語る。長男楽守さんと2006年に音楽ユニットを結成し活動を展開。
 楽守さんは小学5年生の頃、いじめから人を恐れるようになり、それまで天真爛漫で生き物が大好きだった少年から突如笑顔が消えた。すでにソロ活動していた父大徳さんは「音楽の力で元の息子に戻らせたい。自分のステージに、なんとか息子を上がらせたい。」と願い、音楽の世界へ息子を引き寄せた。そして今ではなくてはならない大切なパートナーとなり、その息子の存在が人の心によりやさしさとぬくもりを伝えるステージをつくりあげていった。
 今では、親子ライブは年に80回を超える。大徳さんが曲をつくるとき、その原動力は常に子供たちであり、自分たちだけにしか出ないものを色濃く出し、人の心に直接伝わるような曲づくりに心がけている。
 大徳さんは語る。「どうかわが子に障がいがあるお母さんお父さん、悲しまないで。
あなたの子供さんは宝なんだから。ひとりで悩まないで。一緒に人生楽しもう!
 障がいがある人もない人も、みんな一緒。みんなが普通に同じ空間にいられる、そんな世界をめざします。」と。

―取材者から―
 度会郡南勢町の暖かな日差しの中で開かれた「サニー市」野外コンサートに行きました。“カホン“と呼ばれる打楽器をからだ全体で表現する楽守さん。自分たちの生き方を歌にして、ギター演奏しながら思いを伝える大徳さん。常に自然体でジョークを交えながら語る中、時に熱いメッセージを伝えます。また突然大きなけん玉を取り出し会場をわかせる楽守さん。会場が一体となり笑ったり、ジーンときたり。飾らない二人のユニットが、聞く人の心に直接響きいろいろな気づきを生み出します。
 「宝くじ号」(作詞・作曲 垣内大徳)
 “走れ 宝くじ号 宝を持ってるキミ達を乗せて”今もそのフレーズが心に響いています。
楽守さん(楽器のお店 ラモシオンにて)
楽守さん(楽器のお店 ラモシオンにて)
「サニー市」野外コンサート(度会郡南勢町にて)
「サニー市」野外コンサート(度会郡南勢町にて)
問い合わせ先 【代表者氏名】垣内 章伸(かきうち あきのぶ)
【住所】度会郡大紀町滝原870−34 ひのき家内「楽器のお店 ラモシオン」
【電話番号】090-8673-8758
e-mail ruka5-30@mctv.ne.jp
ホームページ http://hinokiya-stove.tk/
取材機関 南勢志摩地域活性化局
地域活性化防災室 総務生活課
電話番号:0596-27-5111
E-mailアドレス:ibunka@pref.mie.jp
登録日 平成28年2月3日

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