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みえの文化団体詳細

地域 北勢地域
団体名 劇団員弁川

平成26年 創立15周年記念・第21回定期公演「切り子たちの秋」
平成26年 創立15周年記念・第21回定期公演「切り子たちの秋」

プロフィール  「この地で演劇の火を灯し続けよう!」と有志が集まり発足した劇団員弁川。東員町の歴史に係わる郷土史作品や、「感動と新たなる生きる力を贈り続けたい」と、笑いあり、涙ありの家族の絆をテーマにした作品を上演する。毎年11月頃に定期公演を開催し、平成26年には創立15周年記念・第21回定期公演「切り子たちの秋」を開催、平成27年の定期公演「霞晴れたら」には、約700人の観客が来場し喝采を送った。また、平成20年から出前公演を開催し、現在、年間約20箇所で30回以上の公演を行っている。

平成11年 4月 郷土史劇「流れの岸辺・野村増右衛門伝」(平成10年10月公演)を開催したのを機に地元で劇団を結成しようと有志が結集し、東員演劇サークルが発足 
平成16年10月 劇団員弁川と改名 
平成21年 3月 三重県文化賞 文化新人賞 受賞
記事  「この地で演劇の火を灯し続けよう!」と地元の有志が集まり設立し、その「火」は灯し続けられ、平成26年11月に創立15周年記念・第21回定期公演「切り子たちの秋」を、東員町総合文化センター・ひばりホールで開催した。平成27年10月31日、11月1日は、第22回公演「霞晴れたら」を開催し、2日間で約700人の観客が訪れ、笑い、時には涙して喝采を送った。緞帳が上がった瞬間、いっぱいの観衆に感謝の気持ちで士気が上がったという団長の川村光男さんは、「演劇を通して共鳴、共感し、感動が新たな生きる力になればうれしい。」と話す。
 そんな、劇団員弁川の演目は、東員の歴史を演出した創作劇と、身近な家族の絆を語るホームドラマ劇だ。座付演出の羽場正一さんは、「15周年記念公演で行った『切り子たちの秋』は、劇団の歩みの姿そのもの。」と語るように、劇団の活動は発足当初から家族的で仲がよい。演技上で夫婦になったり、親子になったりするように、舞台を下りてからも団員そのものが家族のようという。時には意見の食い違いで口論になるが、仲直りしてお互いを認め合う。苦しい稽古も励まし助け合い楽しい時間と場所になっている。
 団員は現在11名。高校生から80歳代と幅広く、7割以上が設立当初からの長い付き合い。定期公演の時は、裏方などの手伝いに毎年決まったメンバー10名ほどが集まってくる。

 劇団員弁川は、平成10年に、みえ県民文化祭・演劇の集いに東員町の郷土歴史「流れの岸辺・野村増右衛門伝」を開催するにあたり、東員町文化協会が出演者を募った。その公演がきっかけで、翌年にその時のメンバーを中心に、地元で劇団を結成しようと有志が結集し、東員演劇サークルと名乗り発足した。その後、平成16年10月、5周年を機に劇団員弁川と名前を変えて、活動を続けている。

 大ホールで行う定期公演とは別に、平成20年から出前公演を開催。「いつでも、どこへでも出前公演します。」と、敬老会やサロン、総会のアトラクションなどに出向き年間約20箇所で開催している。30分ほどの寸劇の他に、舞踊や、マジックなどを披露して地域の方の楽しみになっている。現在7本の寸劇を用意し、毎年訪問する敬老会などに、違う演目を披露できるようにと常連さんにも応えている。汗がお客様に飛ぶほどの近さの出前公演は、大舞台の定期公演とは違う楽しみもあり、「会場の雰囲気でアドリブもあり、お客様の笑顔や涙に、自分も楽しんでいる。死ぬまでやりたいね。」と、川村さんは、いきいきと語る。
 また、奇数月の第3土曜日の14時30分から16時まで、東員町ふれあいセンターの2階和室ホールで「ふれあい演芸の日」を開催し、定期的に出前公演を楽しむこともできる。

 現在、団員募集中であり、経験は不問。現団員の演劇経験者も3割ほどで、「老若男女問わず、誰でも興味のある方であれば気軽に始めてみませんか?やりだしたら楽しいですよ。」と、呼びかけている。練習は毎週火曜、木曜、土曜の19時から21時まで、東員町の旧JAみえきた稲部店で行っている。
平成25年12月特別公演「一味同心」より
平成25年12月特別公演「一味同心」より
平成25年 「ふれあい演芸の日」より
平成25年 「ふれあい演芸の日」より
問い合わせ先 【連絡先】
TEL・FAX:0594-76-2133 / 090-8150-4339
(代表 川村)
e-mail  
ホームページ 東員町文化協会
取材機関 桑名地域防災総合事務所
地域調整防災室
TEL:0594-24-3821
Mail:wchiiki@pref.mie.jp
登録日 平成28年1月7日

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