みえの文化団体詳細
地域 | 中勢地域 |
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団体名 | 彩潮会
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プロフィール | 昭和50年 彩潮会創設 第1回彩潮会展を三重画廊にて開催 現在第25回目を迎える。 |
記事 |
今回は津市内を中心に活動をしている日本画のグループ彩潮会主催の第25回彩潮会展を訪れました。会場の三重県立美術館、県民ギャラリーには大小85点の作品が並び、あでやかな雰囲気を漂わせています。作品の中には、金箔・銀箔・プラチナ箔を貼り付け表現した物や岩絵の具だけの使用にとどまらず墨や蛍光顔料や絵の具を駆使した作品も目を引きました。洋画風の作品・静物画・人物画・動物画・風景画・生活の一こまなど多彩な作品が展示されています。 事務局の蒔田さんは「彩潮会は、絵を描くことが大好きな人たちの集まりで、家族的な雰囲気を漂わせている皆さんの集まりです。会員はいつしか絵を描くことが生活の一部になっており、それらが健康で、楽しい日々を過ごせる秘訣になっているんです。」と語って頂きました。「自分たちの作品を鑑賞いただけることも大いに励みになります。今回は2,757名の方々にきて頂きました。」とうれしそうです。 彩潮会は三重県内に40歳台から80歳台の約40名の会員を有し、毎年1回彩潮会展を開催しています。彩潮会は、昭和50年日本画家 橋本綵可主宰により会を創設され、渦潮のように色どりが渦巻き、渦を巻いていつまでも発展していくように願いを込めて命名されました。現在は橋本心泉さんが彩潮会を継承し会の発展に努めています。 主宰 橋本心泉さんは、中国の水墨画をテーマに15年間活躍し、津市との友好都市鎮江市の画家との交流も24年目を迎えています。さらにイエメンに12年間日本の風景を紹介しました。モロッコやクロアチアでも学生に日本画の指導にあたるなど国際的にも活躍しています。会員の中には、橋本心泉さんの指導によって市展、県展、中央展、全国展、上海アトリエやスイスアートフェアーなど海外展にも参加し着実に成果を上げている方もいます。 現在津市大園町で大園教室、津市中央公民館や三重県教育文化会館などで教室を開講し日本画の基本から学び、和紙の美しさと響きあう日本画の魅力を追求し普及に努めています。 |
問い合わせ先 | 彩潮会についてのお問い合わせは下記事務局まで 津市野田 電話080-5950-5248 古金谷 ※平成27年5月26日変更 |
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登録日 | 平成21年9月28日 |