木造男神坐像

もくぞうだんしんざぞう


木造男神坐像

指定区分

指定種別

有形文化財(彫刻)

指定・登録日

市町

鈴鹿市

所在地

鈴鹿市稲生西

所有者

神宮寺

員数

1躯

構造

-

年代

平安時代(後期)
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関連資料

概要

 像高72.5㎝、材は樟か。一木造。内刳りは無い。顎髭のある温厚そうな風貌で、頭には幞頭冠を被り、束帯と思われる衣裳を着し、左足を右腿にあげて趺坐する。右手は前へ出し、左手は胸に沿わせるが、手首はともに後補である。平安時代後期の作。
 本像は、寺伝では伊奈冨神社の旧神像で、「淳和天皇像」という。伊奈冨神社の男神坐像(国指定重要文化財)や伊奈冨神社神宝(県指定有形文化財)などとともに、当地における神像制作の特徴を示すものとして重要である。

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