本郷の羯鼓踊

ほんごうのかんこおどり


指定区分

指定種別

無形民俗文化財

指定・登録日

市町

松阪市

所在地

松阪市飯南町向粥見本郷

所有者

向粥見本郷組(保持団体)

員数

-

構造

-

年代

-
関係サイト
関連資料

概要

 松阪市飯南町向粥見(むこうかゆみ)に伝わる民俗芸能である。宝踊(たからおどり)、入踊(いりおどり)、御宮踊(おみやおどり)、姫子踊(ひめこおどり)、世の中踊、花の踊、御伊勢踊、御寺踊、商人踊、綾の踊(あやのおどり)、御多賀踊(おたがおどり)、鴎踊(かもめおどり)の12曲が伝えられる。踊り子は、かつては12名、中踊りも多数の青年により奉仕されていたが、指定時には、踊り子も8名と変更されている。踊り子の衣裳は大法螺貝(おおほらがい)を染め抜いた紺の法被(はっぴ)、脚袢(きゃはん)、白足袋(しろたび)に長大な桜花の造花を背負い、胸に羯鼓(かっこ)を付けており、法螺貝と歌に合わせて踊る。以前は旧暦6月14日の祇園祭に、氏神である牛頭天王社(ごずてんのうしゃ)境内で踊られていたが、神社合祀等の経緯もあり、最近は3~5年に1度の割で、8月の盆頃に医王寺境内で実施されていたが、現在は休止している。

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