東阿倉川イヌナシ自生地
ひがしあくらがわいぬなしじせいち
指定区分 |
国 |
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指定種別 |
天然記念物 |
指定・登録日 |
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市町 |
四日市市 |
所在地 |
四日市市東阿倉川字北出口165番地ほか |
所有者 |
四日市市、他 |
員数 |
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構造 |
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年代 |
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関係サイト | |
関連資料 |
概要 |
イヌナシは明治35年、この地で地元の小学校教諭植松栄次郎等によって発見され、牧野富太郎博士が鑑定し、学界に知られるようになったものである。 日本の野生ナシの一種で、花は14mm内外、果実の直径は7~14mmで、一名マメナシとも呼ばれる。花は純白で、満開時には樹木全体が真白になり、実に美しい。果実が極めて小さく、二形葉があることから、野生ナシの中で原始的な性質を呈し、学術的にもナシの品種改良や系統を研究するうえで重要な種である。 西阿倉川アイナシ自生地とともに、この自生地は学会に発表された基準となる標本木の産地であり、その学術的価値は高い。 |
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