鳥出神社の鯨船行事
とりでじんじゃのくじらぶねぎょうじ
指定区分 |
国 |
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指定種別 |
重要無形民俗文化財 |
指定・登録日 |
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市町 |
四日市市 |
所在地 |
四日市市富田 |
所有者 |
富田鯨船保存会連合会 |
員数 |
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構造 |
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年代 |
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関係サイト | |
関連資料 |
概要 |
鯨船行事は、伝統的な捕鯨習俗を風流(ふりゅう)行事の中に取り入れたもので、鯨の発見と追跡、鯨の反撃、銛(もり)打ちなどの所作を行う行事である。 鳥出神社の鯨船行事は、豪華な装飾が施された鯨船が4基曳き出される。8月14日の朝には鳥出神社で各組の関係者による鎮火祭があり、それからそれぞれの町で鯨船を曳き廻す町練り(ちょうねり)が行われる。翌15日の午後には鳥出神社の境内で本練りが行われ、祭りはクライマックスを迎える。 鳥出神社の鯨船行事は、北勢地方に集中的に分布する鯨船行事を代表するものであり、鯨突きが象徴する漁業が漁村にもたらす豊かな生活を祈念し、祝福する行事として特に重要である。 |
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