絹本著色阿弥陀二十五菩薩来迎図
けんぽんちゃくしょくあみだにじゅうごぼさつらいごうず
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指定区分 |
県 |
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指定種別 |
有形文化財(絵画) |
指定・登録日 |
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市町 |
津市 |
所在地 |
津市上浜町 |
所有者 |
深正寺 |
員数 |
1幅 |
構造 |
- |
年代 |
鎌倉時代(後期) |
関係サイト | |
関連資料 |
概要 |
縦116.1㎝、横49.2㎝、掛幅装。迎摂印の阿弥陀如来立像を中心に、観音・勢至・普賢など25体の楽舞菩薩が雲に乗じ、画面向って左上から右下方へ来迎する様を描いた斜め立像式来迎図である。諸尊は肉身、着衣ともに金泥を塗る皆金色身で、肉身は朱線で描き起し、着衣には截金文様を施し、持物等には裏箔を施している。暗群青地虚空中に、七宝宮と讃嘆の飛天2体を描く。 諸尊が皆金色身であること、截金や裏箔など金彩施行が、鎌倉時代後期の仏画に共通していることから、14世紀初頭頃の製作と考えられる。図像的にみて、虚空中に七宝宮殿や飛天を配することは、観無量寿経所依の上品上生図を意図して描いたことは明瞭である。鎌倉時代来迎図の成立事情を示す、極めて貴重な資料である。 |
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