近鉄宇治山田駅本屋

きんてつうじやまだえきほんや


近鉄宇治山田駅本屋

指定区分

指定種別

登録有形文化財(建造物)

指定・登録日

市町

伊勢市

所在地

伊勢市岩淵2-1-43

所有者

近畿日本鉄道株式会社

員数

1棟

構造

鉄筋コンクリート造3階建(塔屋付)、建築面積3,201㎡

年代

昭和6年
関係サイト
関連資料

概要

 近鉄宇治山田駅は、参宮急行電鉄(現在の近鉄)の終着駅として昭和6年に建設されたもので、現在も伊勢志摩と名古屋・大阪を結ぶ近鉄の拠点駅となっている。設計は元鉄道省建築課長の久野節である。 
 本屋は、高架線ホームに対応した間口約120mの鉄骨鉄筋コンクリート造3階建ビルで、西南端に5階建の塔屋が建てあげられる。外観はクリーム色のタイル、テラコッタ(陶器製の建築装飾)やスペイン瓦によりスパニッシュ様式で仕上げられ、繊細な装飾細部とあいまって優美な形態をみせている。建物中央部の入口付近には八角形の明かり窓、飾り柱、テラコッタが多用され、長大な駅舎のアクセントとなっている。

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