刀 銘正重

かたな めいまさしげ


刀 銘正重

指定区分

指定種別

有形文化財(工芸品)

指定・登録日

市町

桑名市

所在地

桑名市東方

所有者

個人

員数

1口

構造

-

年代

室町時代
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関連資料

概要

 銘正重。刃長66.3cm、反り2.2cm、目釘穴1個。本造り、表裏丸留樋入り、鍛え小杢目、柾がかり、地沸え付き、細美にして潤あり。刃文は互の目を主調として、尖り刃交じり、のたれ心、生茎ぶ。茎部に「正重」の銘がある。
 正真は、初代村正の門人ないしはその弟といわれ、代表作には本多忠勝所持の「蜻蛉切」がある。本刀は信州松代藩主真田家伝来の一刀で、室町時代天文(1532~55)の頃の作で、地刃ともに冴え、優れた作品である。

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