宝永津波供養碑(甘露寺の三界萬霊碑)
ほうえいつなみくようひかんろじのさんがいばんれいひ
指定区分 |
県 |
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指定種別 |
有形文化財(歴史資料) |
指定・登録日 |
|
市町 |
南伊勢町 |
所在地 |
度会郡南伊勢町古和浦 |
所有者 |
甘露寺 |
員数 |
1基 |
構造 |
碑高78.6cm、碑幅33.5cm、碑奥行21.8cm |
年代 |
- |
関係サイト | |
関連資料 |
概要 |
古和浦に近い甘露寺の境内にある石碑である。石碑の銘文から、宝永4年(1707)10月4日未刻(午後2時頃)に起こった地震(宝永の大地震)が海水を動かし、白波が陸地3丈(約9m余)に達したこと、波を受けたところの民家は一宇残らず流され、老若男女80人余りが溺死したことを伝え、もし今後このような地震が起きたならば、人屋の上や山頂に登り、決して退いてはならないと警告している。 この石碑は宝永の大地震とそれに伴う大津波という、三重県の歴史上極めて重要な事象に関する遺品として価値が高いものである。 |
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