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みえの文化びと

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みえの文化びと一覧

地域 名前 プロフィール 登録日 詳細
中勢地域 紀平 昌伸  映画看板職人・紀平昌伸さんは、1939年に津市安濃町に生まれました。2021年現在で81歳になりますが、今も現役で作品を制作しています。1955年に15才で映画看板職人に弟子入りして以来、これまでに多くの映画作品の大看板を制作してきました。

 23歳のとき、師事していた職人のもとから独立して「キヒラ工房」を設立しました。1963年です。カラーテレビが普及するきっかけとなった東京オリンピックが1964年のことですから、人々の娯楽といえば、まずは映画だった時代です。紀平さんが活動していた津市内には最盛期で9館もの映画館が並び、1週間ごとに2本立ての映画が入れ替わり上映される時代でした。皆が、テレビのスイッチを入れるように映画館に出かけていました。紀平さんはそのうち3館からの仕事を請け負っていました。映画館の入り口に掲げる看板に加え、街頭の広告に使う看板も制作しました。工房を設立する前後、最も忙しい時期には週に6枚以上の看板を仕上げていました。

 ただ、ご存知のように、テレビの普及などに伴い、次第に映画は娯楽の中心から外れていきました。キヒラ工房の仕事も、百貨店などの広告看板に移行していきます。そんな中でも紀平さんの看板制作の技術は冴えわたり、1982年の「第1回1級技能士全国技能グランプリ」には三重県代表選手として出場して、全国で第3位、銅賞に輝きました。2004年には、映画看板と必ずしも関係のない看板制作技術で、卓越技能賞「現代の名工」を受賞しました。紀平さんの人生から映画看板が遠いものになるかと思われました。

 しかし、2005年に、紀平さんは、「第1回全国1級技能士優秀作品展」に映画の看板を出展し、ふたたび映画の看板を描きためていきます。2007年の「春の黄綬褒章」の受章や、NHKテレビ「東海の技」への出演を経て、2009年、津リージョンプラザで初の個展を開き、映画看板51作品を出品しました。それ以降、精力的に映画看板の作品の展示を行っていきます。

 加えて、紀平さんは、母校の草生小学校や地元の公民館で、映画看板に必須なスキルである似顔絵制作の指導も行っています。また、映画看板の応用で、観光地にある顔出し看板も多数制作しています。

 そして、2012年 封切映画としては43年ぶりに、「アベンジャーズ」の映画看板制作を行い、各所で展示しました。

 2021年、紀平さんは今も精力的に多くの映画看板を描き続けています。


令和03年7月14日 詳細
中勢地域 稲葉祐三  声楽家・稲葉祐三さんは、長年にわたり、数多くのリサイタルを開催するとともに、オペラ出演や各種音楽界のソリストとして活躍しました。

 また、音楽教育指導者として、県立四日市南高等学校、津高等学校で音楽教育に携わる傍ら、それらの高校の合唱部を指揮・指導し、県代表として中部合唱コンクール出場の常連校に導くとともに、大会にて多数の賞を受賞するまでに育て上げています。

 さらに、津女声合唱団をはじめとする、地域の多くの一般合唱団で常任指揮者を務め、その育成に尽力しました。それぞれの合唱団に数十年にわたり腰を据えて指導に取り組み、幾度となく全国大会に導いています。

 そして、三重県合唱連盟理事長として、県下の合唱界を牽引するとともに、平成6年の国民文化祭オペラ公演では、合唱・オペラ部門実行委員として活躍、成功に導いています。この成功は、三重オペラ協会設立の機運に発展し、稲葉さんは、初代会長としてその後もオペラ公演の継続に尽力し、三重の地にオペラを定着させました。

 さらに、NHK全国学校コンクール三重大会、三重音楽コンクール声楽部門審査委員などを務め、三重県の音楽文化の底上げに貢献してきました。その門下から県内外で活躍する声楽家を複数名輩出したほか、県出身の音楽家の活躍の場として、三重新音楽家協会を立ち上げ、会長として多くの音楽家の活躍を支援するなど、人材育成に顕著な功績をあげました。

 平成23年には三重県文化賞の文化大賞を受賞し、令和3年には、県民功労者表彰における文化功労者として表彰されています。


(主な受賞歴)
平成6年 三重県教育功労者表彰
平成11年 文化庁・地域文化功労者表彰
     三銀ふるさと三重文化賞
平成23年 三重県文化賞文化大賞
令和3年 県民功労者表彰(文化功労)


※県民功労者表彰は、本県の各界において県民の模範となり、かつ、公共、教育文化、福祉衛生、産業、生活などの事績により、県勢の伸展に寄与された方々の功績を讃え顕彰するものです。



令和03年5月20日 詳細
中勢地域 錦かよ子  作曲家・錦かよ子さんは、愛知県立芸術大学音楽研究科在学中から、日本音楽コンクール作曲部門で入選、入賞を果たしていました。そして、昭和55年には、文化庁の舞台芸術創作奨励特別賞を受賞します。

 その後も、ピアノ曲や声楽曲、室内楽曲、管弦楽曲など、多くの作品を全国各地で発表し、特に、長崎の原子爆弾の悲劇を描いた平成25年のオペラ「いのち」は、県内のほか長崎県や新国立劇場でも上演され、全国的に高い評価を受けています。
     
 また、大学教員時代のミュージカルの創作や公演の指導、また、NHK全国学校音楽コンクール、全日本合唱コンクール三重県予選審査委員を通じ、音楽分野の人材育成に尽力するとともに、県内の小中学校、高等学校の校歌や地元企業の社歌を提供するなど、地域における音楽分野の発展にも貢献しています。

 そして、三重オペラ協会理事、三重県文化審議会委員、津市文化振興審議会委員を務め、本県における文化振興の発展に寄与してきました。



 平成29年に三重県文化大賞を受賞した錦さんは、令和3年、文部科学大臣による地域文化功労者表彰を受彰しました。



 令和3年に三重県で開催される「三重とこわか国体・三重とこわか大会」では、錦さんが作曲した6曲のファンファーレが、開・閉会式などで演奏されます。

 ファンファーレはトランペットなどの管楽器で演奏されるのが通常です。しかし、今回はなんと、ファンファーレが人の歌声で演奏されることになっています。この画期的な試みは、錦さんのアイデアです。「管楽器に負けない声量がある人の歌を、ファンファーレにしていけない理由はあるだろうか」という錦さんの思いから実現しました。

 作曲家・錦かよ子さんがこれまでに築き上げてきた多くの華々しい功績は、チャンスがあれば絶対に退くことなく、常に新しい地平を開拓しようとする、錦さんのこのような姿勢の賜物です。



(主な功績)
昭和46年 第40回日本音楽コンクール作曲部門入選(室内楽の部)
昭和49年 第43回日本音楽コンクール作曲部門入賞(管弦楽の部)
昭和51年 暁学園短期大学初等教育学科非常勤講師
昭和55年 文化庁舞台芸術創作奨励特別賞
昭和60年 三重県文化審議会委員
昭和62年 津市文化振興審議会委員
平成 7年 三重オペラ協会理事
平成15年 NHK全国学校音楽コンクール三重県予選審査委員
平成18年 津市文化振興審議会委員
平成20年 三重県文化審議会委員
平成23年 皇学館大学教育学部教授
平成24年 全日本合唱コンクール三重県予選審査委員
平成29年 第16回三重県文化賞文化大賞
第49回東海テレビ文化賞
令和3年  地域文化功労者表彰


令和03年4月22日 詳細
中勢地域 大川吉崇(おおかわよしたか)  大川吉崇さんは、大正時代から昭和初期の三重県の食文化に関する調査を、50年以上にわたり実施しました。

 大川さんは「三重民俗研究会」の代表世話人となり、その調査結果から論文を作成し、全国の民俗学系学科開設の大学及び博物館、民俗学研究会等に20年間にわたり継続して配布しました。それらの論文は、県外の論文等において幾度も引用・紹介され、三重の文化を全国に知ってもらうのに多大な貢献をしています。さらに論文や調査結果が何冊もの書籍にまとめられ、出版を通じても三重の文化を世に広めてきました。

 また、大川さんは、「みえ食文化研究会」運営委員長、「三重ブランド認定委員会」委員や「みえ食の産業振興ビジョン検討委員会」委員長を歴任することを通じても、三重県の食文化の普及に大きな貢献をしてきました。

 そして、大川さんは、専門技術を有する人材に地域で活躍してもらうには、その人たちへの郷土教育が欠かせないと考えています。そこで、三重大学や三重調理専門学校、三重介護福祉専門学校等で、若者に三重県の文化や歴史を教える授業を担当しています。郷土を愛し、地元のために働く人材を養成するためです。

 さらに、大川さんは、大人が三重県の歴史や文化を知らずして、子どもたちへの郷土教育は成しえないとも考えています。そのため、高齢者を対象に地元の老人福祉センターで郷土文化に関する講座を開催するなど、人材養成への貢献は様々な世代にわたります。


<履歴>
昭和16年 旧満州国に生まれ、津市にて少年期を過ごす
昭和36年 高野山大学文学部仏教学科入学
昭和40年 松阪市の私立三重高校で日本史担当教員
昭和44年 津市の学校法人大川学園に移籍
昭和62年 三重民俗研究会 代表世話人
平成7年  同学園理事長に就任(現在まで)
平成11年 みえ食文化研究会 運営委員長
平成13年 公益社団法人全国調理師養成施設協会副会長
平成14年 三重県立斎宮歴史博物館友の会会長
平成16年 三重県私立幼稚園協会(現:一般社団法人三重県私立幼稚園・認定こども園協会)会長
平成20年 一般社団法人三重県レクリエーション協会会長(現在まで)
令和2年  第19回三重県文化大賞受賞
令和3年 地域文化文化功労者表彰(文部科学省)

<著書>
昭和54年 『鈴鹿山系の伝承と歴史―今昔の史書と郷土を愛する人の地誌』
昭和61年 『食べもの三国誌―伊勢・志摩・伊賀と熊野の民俗散歩』
平成20年 『三重県の食生活と食文化』
平成23年 『大台ヶ原山知られざる謎』
平成30年 『三重県食文化事典』
令和2年  『1955の夏 語り伝えたい話』


令和02年9月25日 詳細
中勢地域 園田幸男  園田幸男さんは、公立中学校・高等学校教諭として勤務する傍ら、吹奏楽指導者として、音楽文化の発展・向上に寄与しました。

 園田さんが指導した三重県立白子高校の吹奏楽部は、県内有数の実力を持つ吹奏楽団に育ちました。同校の吹奏楽部は、全日本吹奏楽コンクール等の全国的な大会でも優秀な成績を残しています。

 また、園田さんは三重県吹奏楽連盟に永年にわたって参画し、会長、顧問など要職を歴任しています。その活動を通じて、県内の吹奏楽団体の育成を促進することに多大な貢献をしました。

 その貢献の中でもとくに注目すべきは、昭和50年に三重県で開催された第30回国民体育大会での式典音楽の充実に尽力したことです。その式典の成功は、三重県の吹奏楽文化における大きな礎(いしずえ)となっています。

 さらに、昭和53年、若者に「生の音楽」を聴いてもらうことを目的として、津コンサート協会を設立しました。20年間で77回ものコンサートを開催しています。その間、活動範囲や規模を広げながら、地元の音楽文化の振興に大きな貢献をしました。

 これらの功績により、園田さんはこれまでに多くの表彰を受けています。平成22年には三重県文化賞において文化大賞を受賞し、令和2年には三重県の県民功労者表彰において文化功労の受章者となりました。


S31 三重大学学芸学部四年制中学過程(音楽)卒業
S42 三重県吹奏楽連盟 理事
S44 三重県立白子高等学校教諭
S49 三重県吹奏楽コンクール金賞受賞(S60まで連続)
S51 東海吹奏楽コンクール金賞受賞(S53〜S60も)
S53 津コンサート協会設立
S53 全日本吹奏楽コンクール銀賞受賞(S54、S57も)
S57 全国学校合奏コンクール全国大会最優秀賞受賞
H14 三重県文化会館 アドバイザー
H22 三重県文化賞文化大賞受賞
H26 三重県吹奏楽連盟 会長
R2 三重県 県民功労者表彰 文化功労受章


 そして、園田幸男さんが三重の文化にもたらした三重国体の式典音楽は、三重の未来に向けて、今後も受け継がれていきます。

 県内の中学校・高校の入学式・卒業式で演奏されています。三重大学の吹奏楽団が十八番として演奏しています。未来を担う若者によって受け継がれています。

 そして、令和3年に、再び三重で行われようとしている「とこわか国体」で、46年の時を超えて、その式典音楽の主要曲がプログラムの一部として演奏されることが決まっています。行進曲以外の式典音楽が再び使われることは異例のことです。

 国体の音楽担当である県職員は次のように話します。

「園田先生が私たちにレガシィを与えてくれたように、私たちが今回作り上げた音楽や演奏が、また次の世代に残っていってほしいと願って、今、2021年の国体に向けて準備を進めています。」

 このように未来に受け継がれるものこそが、園田さんの最大の功績かもしれません。


令和02年7月8日 詳細
中勢地域 何 恵娜(か えな) (打ち出し・彫金)鍛金作品制作

2008年 三重大学教育学部卒 美術教育・金属工芸専攻/
2013〜2015年 ヨーロッパの金属工芸の技術を学ぶためイタリアへ留学
2015年 パリ・NEKOコレクションにてパリ会場賞受賞
    フィレンツェのMostra internazionale dell’ Artigianato及び、伯爵家コルシーニ主催のArtigianato Palazzoにて実演販売
帰国後、三重県津市に工房を構え、各地のギャラリー、画廊にて作品展を開催
平成30年8月9日 詳細
中勢地域 関井 英志(せきい ひでし) 1957年 津市美里町(旧安芸郡美里村)生まれ。津市在住。
 1980年より津市片田にある社会福祉法人敬愛会の職員となり、 障害者支援施設 長谷山寮で勤務を始める。
1996年より同支援施設 津長谷山学園に移り、今に至る。
 長谷山寮では陶芸グループを担当。薪で焚くやきもの窯を築き、1985年から『やけもん展』を毎年一回開く。
津長谷山学園に移動してからは、創作グループを担当する。創作活動では、陶芸、紙漉き、絵画、版画等にとりくむ(学園内には他にさをり織りのグループもある)。
 1998年より『へちもん展』(※「へちもん」とは、信楽焼の職人の言葉で、「ふうがわりなもの」のような意味。職人の均質で整った製品に対して、作家の個性的で遊び心のある作品を指して使われた)として、やきものの展示会を毎年一回開き、10回の開催となった。その後、創作活動の直接の担当から離れたため、時間を要するやきものの創作は休止しているが、絵画や版画の創作活動に現在も関わっている。                           
 2012年から開催されている「三重県障がい者芸術文化祭」には毎年作品を出展し、受賞作品も多い。
 自身も自宅に窯を築いたり、木版画作品を制作する等、創作を楽しんでいる。
平成30年5月11日 詳細
中勢地域 清水 千佳子(しみず ちかこ) 1959年  三重県多気郡多気町に生まれる
1977年  三重大学教育学部入学 美術教育コース(油絵)専攻
1981年  三重大学教育学部卒業 
       卒業後は中学校の美術科教員として勤務
1984年頃〜 動植物画を描き始める
1986年〜 『三重県レッドデータブック2005』(三重県環境保全事業団刊)
        裏表紙イラスト及び書中の挿画数枚を担当
         その他、琵琶湖博物館展示画、大台登山センター展示画、
         京都大学博物館展示画、山野草雑誌に挿画連載など
2011年  30年間勤めた中学校教員を退職
2014年  三重県立熊野古道センターにて、
      「清水千佳子ネイチャーアート展T〜熊野の生きものとその仲間たち〜」開催
       津市アルエンターテイメントスタジオにて、
       個展「ファンタジー ミーツ ネイチャーアート」開催
2015年  菰野町湯の山温泉鹿の湯ホテルにて、
       個展「清水千佳子ネイチャーアート展U〜原画の原画・モノクロームの世界〜」開催      
2017年 7月〜8月いなべ市藤原岳自然科学館にて、
       個展「清水千佳子ネイチャーアート展V〜鈴鹿の山に咲く花とその仲間たち〜」開催
       9月〜10月三重県立熊野古道センターにて、
       個展「清水千佳子ネイチャーアート展W〜熊野に咲く花とその仲間たち〜」開催
       11月三重県松阪市ギャラリーMOSにて、
       「清水千佳子ネイチャーアート展X〜デッサンVS彩色画 ペア展〜」開催予定
平成29年8月26日 詳細
中勢地域 川北 隆次(かわきた たかつぐ) 1940年 三重県四日市市に生まれる。
1960年ごろから写真を始め、職場の写真や風景などを好んで撮影
1971年 勤めていたバス会社を退職し、喫茶店を創業
1975年 三重県美術展に初入選(以降2011年まで21回入選)
      (1989年、1992年に優秀賞を受賞)
1977年 日本リアリズム写真集団(JRP)入会、三重支部に所属
1981年 JRP全国理事、1993年 JRP三重支部長
1983年 第8回全国公募写真展「視点」に初入選、以降第35回展まで22回入選
       第37回展(2012年)で特選を受賞
1994年 第1回三重の作家たち展写真部門に出品
       以降続けて2016年の第7回展まで出品
2017年 津写真交流会会長
その他、津市民展、写真雑誌、公募写真展等々において受賞
平成29年5月18日 詳細
中勢地域 金重元郎(かねしげもとお) 1945年 岡山県備前市に陶芸家金重陶陽(かねしげとうよう)の四男として生まれる
1968年 武蔵野美術大学産業デザイン科工芸工業デザイン専攻を卒業後、鈴鹿サーキットにて勤務
2001年 定年前に退職し、旧美杉村(現在の津市美杉町)八知に転居
2002年 手作りの日干し煉瓦で穴窯を竣工
2003年 伊賀土による初窯で無釉作品を焼成
2004年 初個展
 以後、茶陶をはじめ生活雑器などを作陶し、県内をはじめ東京・名古屋・大阪・岡山・広島・米子など全国各地で個展を開催しています。
平成29年1月18日 詳細
中勢地域 島田 昌葉(しょうよう)さん 水墨画家

【プロフィール・画暦】
 1935年 津市に生まれる
 1985年 故中川晴象師事
 1988年 久居市展(当時)出展 以後入選4回・入賞3回
 1989年 社団法人日本南画院展初出展 以後連続27回入選
 1991年 久居老人福祉センター(当時)にて水墨画講師 千寿会主宰
 1996年 津市中央公民館、安芸郡河芸町(当時)、名張市にて水墨画講師
 1997年 東洋南画院運営委員
 1999年 津市中日文化センター講師
       元名古屋市毎日文化センター講師
 2000年 津日本画会理事
 2001年 「華昌会」結成 主宰
 2003年 「水墨画・墨彩画 島田昌葉」出版
 2004年 社団法人日本南画院理事長 町田泰宣師事
       第1回華昌会墨彩画展開催
       「墨彩花」出版
 2010年 公益社団法人日本南画院 同人

【受賞記録等】
 第53回日本南画院展にて特選、第54回日本南画院展にて作家賞を受賞するなど、数々の展覧会で受賞をしています。
 また、ニューヨークでの「ニューヨーク日本クラブギャラリー」、東京での「ARTBOXギャラリー」、三重県立美術館県民ギャラリー「喜寿展」など、各地で個展を開き活躍しています。
平成28年7月29日 詳細
中勢地域 前田 祐英(まえだ ゆうえい) 木漆工芸作家

<経 歴>
   昭和30年 三重県多気郡大台町に生まれる
   平成20年 自宅に工房を構え、独学にて活動を始める
           松阪市美術展覧会に初出展「市議会議長賞」を受賞
   平成21年 みえ県展に初出展「入選」
   平成22年 東海伝統工芸展に初出展「入選」
           伝統工芸三重研究会に入会
           伝統工芸三重研究会会員展に出品(斎宮歴史博物館)
   平成23年 伝統工芸三重研究会会員展に出品(津松菱)
   平成24年 日本伝統工芸展に初出展「入選」
           公益社団法人 日本工芸会 東海支部「準会員」となる
           伝統工芸三重研究会会員展に出品(パラミタミュージアム)
   平成27年 伝統工芸三重研究会会員展に出品(斎宮歴史博物館)
           松阪市内にて初個展を開催

<受賞歴>
   平成20年 松阪市美術展覧会「市議会議長賞」
   平成21年 松阪市美術展覧会「第50回特別記念賞」
   平成23年 松阪市美術展覧会「奨励賞」
   平成24年 松阪市美術展覧会「市長賞」
   平成25年 松阪市美術展覧会「市議会議長賞」
   平成26年 松阪市美術展覧会「市長賞」
   平成27年 松阪市美術展覧会「市長賞」
   平成28年 東海伝統工芸展「愛知県知事賞」
平成28年5月23日 詳細
中勢地域 松尾 和男(表具師)  松尾和男さんは、 1985年〜1988年、岡崎にある工芸大学訓練校で表具技術を学び、1993年に一級表装技能士の資格を取得、その後二年に一度、三重県表具内装組合連合会が主催する表具作品展に出展しています。
 また、2008年に始まった三重県内各地でそれぞれの創作活動をしているものづくり作家「つくりびと」による年に一度の合同作品展「つくりびと展」を主催。第2回より出展を続けています。
平成28年2月26日 詳細
中勢地域 濱口 幸 (はまぐち みゆき) ミュージックサロンAndante 主宰 
日本太鼓財団三重県支部 副支部長

1990年 伊勢市立北浜中学校在職中に和太鼓と出会い、明和太鼓保存会に加入
1994年 三重まつり博にて(於:サンアリーナ)『千人太鼓』に参加
1998 年 長野オリンピック冬季大会期間中に善光寺にて開催された2000人太鼓に参加
同  年 北海道室蘭市で開催された「北響祭98 白鳥大橋千人太鼓」(当時ギネス認定)に参加
2001 年 大淀祇園祭250周年記念にお神輿が復活 その神輿囃子を作曲し中学生に指導
同 年 明和町に「業平夢太鼓(なりひらゆめだいこ)」(女性和太鼓チーム)を結成
2008 年 北海道洞爺湖サミット歓迎和太鼓合同演奏会「北響祭08」に参加

和太鼓プロ奏者 松村組・鼓童・祭り工房・大江戸助六太鼓・秩父屋台囃子などのワークショップや講習会に参加
公益財団法人日本太鼓財団1級技能検定員 及び 2級公認指導員の資格を取得
退職後、日本音楽療法学会に入会し、「ミュージックサロンAndante」を立ち上げ、福祉施設において楽器や太鼓を使った音楽療法にも力を入れている
平成27年10月2日 詳細
中勢地域 浅生 悦生 {郷土史講師} 津地域

昭和20年(1945)津市安濃町に生まれる。
昭和42年(1967)三重大学卒業
三重郷土会常任理事 三重県文化財保護指導委員 三重県史史料調査委員
三重県教育文化会館歴史探訪講師 津市橋南・橋北・南が丘公民館郷土史講座講師
津市観光ボランティアガイドネットワーク協議会研修会講師 『津市民文化』編集委員
『平松楽斎文書』『白山町川口村庄屋文書』調査員 元津市安濃公民館長 元公立学校長

 津市の歴史・文化財をはじめ、県内の歴史調査・古文書調査等に参加・研究するなど幅広く調査研究をすすめる。また、郷土史講座講師をはじめ、県内及び県外の歴史探訪講師として年間50回以上活動している。

主な共著・著書
『三重県地名辞典』角川書店 『三重県の歴史』原始・古代、光文書院       
『歴史の道 伊勢街道』三重県教育委員会 『津とその周辺』三重県良書出版会
『津市市制百周年記念誌』津市・津市教育委員会 『津市の文化財』津市・津市教育委員会 『美里村史』美里村・美里村教育委員会 『津・久居の歴史』郷土出版社
『江戸時代・人づくり風土記』農文協 『安濃町史・通史編』『同・資料編』安濃町・
安濃町史編集委員会 『津綟子』執筆 三重県伝統染織研究会発行 
『写真で見る津の今昔』郷土出版社 『雲出川流域の歴史と自然 第1〜3冊』津市久居老人センター 『三重の古文化』『津の昭和』樹林舎 『津市民文化』1〜4・7・8号
埋蔵文化財調査報告書
『安濃町中大谷13号墳』『野田遺跡群調査報告』『坂本山古墳群』『中勢道路遺跡』他
平成27年9月16日 詳細
中勢地域 古金谷 初美  1954年(昭和29年)津市に生まれる。三重大学教育学部美術科卒業。教員として四日市市立塩浜小学校で初任。平成27年3月末に津市立一身田小学校校長を最後に退職。
 現在、津市敬和公民館館長。
 昭和59年に橋本綵可先生に師事し、日本画を始め彩潮会に入門。橋本綵可先生逝去後、橋本心泉先生に師事し、現在に至る。国内外の公募展に入選・入賞。
 平成27年5月20日〜24日、三重県立美術館県民ギャラリーにおいて「古金谷初美 日本画展−退職を記念して−」の個展を開催。
平成27年5月26日 詳細
中勢地域 西村 定子(にしむら さだこ) 松阪市東町在住 
洋画家

1990年 岩佐義寛先生(現在、松阪市美術協会会長)の元で絵画を学び始める。
1997年 松阪市展奨励賞受賞(以後2回受賞)
2007年 松阪市展2席
2007年 県展入選(以後2回受賞)
2011年 松阪市美術協会に加入
2014年 「姉妹展」(西村定子&西村トモコ・リヴェ)を松阪の柳屋奉善 楊柳園で開催
平成26年11月26日 詳細
中勢地域 酒井 巧 1934年(昭和9年)  津市白山町古市に生まれる
1956年(昭和31年) 三重大学学芸学部卒業
               紀伊長島小学校に教諭として初任勤務
1994年(平成6年)  白山町家城小学校長として38年間の教員生活を退職

 家城小学校長時、地元(ふるさと)の歴史を子どもたちに伝えていきたいと願い、全校集会の場、150人の児童を前に使える大型紙芝居を制作。
 その紙芝居は、今も地元ガイド(白山道しるべ会)の活動をはじめ地域の様々な取組等に利用している。
平成26年11月14日 詳細
中勢地域 阪井 友子 七宝・彫金作家
津市出身 松阪市曽原町在住

2000年 ギャラリー「山画廊」(四日市)にて初個展。以降2年ごとに開催
2003年 ギャラリー「ア・カーン」(仏・パリ)にてグループ展出品
2004年 世界のとんぼ玉アクセサリー展(四日市)出品
2005年 「日本の華麗なる手仕事の世界展」
      ギャラリー「アリザリヌ」(仏・パリ)に出品
2006年 ギャラリー「おかりや」(東京・銀座)にて個展
2008年 ギャラリー「梵」(岐阜)にてアクセサリー展
      ギャラリー「おかりや」にて2回目の個展
      ギャラリー「萌」(栃木)にてアクセサリー展
2011年 汀の逍遥展(桑名市博物館)に出品
      ギャラリー「おかりや」にて3回目の個展
2013年 「七宝の華開く」七宝・彫金展(山画廊 四日市)
      「七宝と彫金・花」二人展 (VOLVOX 津)
      「七宝と彫金作品展」(清風庵 松阪)
2014年 「私のクリスマス」(清風庵 松阪)
平成26年9月18日 詳細
中勢地域 岡田 久春 洋画家

四日市市出身、松阪市西之庄町在住
アトリエ:松阪市殿町桃山
著書: 岡田久春の世界『雲無心』
     岡田久春 貼描画 画集『遊』

1953年 三重県美術展最高賞受賞(文部大臣賞、県教育委員会賞)
       全国青年美術家展 文部大臣賞受賞
1957年 三重大学学芸学部卒業
1959年 県立松阪高等学校教諭となる
1962年 日本文化フォーラム主催 国際青年美術家展汎太平洋部門に出展し入選する
1963年 美術文化協会海外巡回展に出展
1971年 第1回三重県文化奨励賞受賞
1975年 三重県高等学校美術工芸科教育研究会会長に就任
1984年 三重県立美術館副参事に就任
1988年 県立相可高等学校校長に就任
1990年 同校を最後に公職を退く
1993年 内閣総理大臣主宰芸術文化関係者との懇親の集いに麗子夫人と共に招かれ出席(首相官邸)
2005年 コンピューターグラフィックを中心とした個展をひらく
2012年 松阪市政功労者 表彰
平成26年7月11日 詳細
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