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みえの文化びと詳細

地域 伊勢・志摩地域
名前 小林扶由

小林扶由さん近影
小林扶由さん近影

プロフィール 父が学校の絵の教師をしていた影響で、幼児期より生活の中で絵を見てきた。また幼稚園のとき、大学の先生の絵の教室にも通った。小中学校の時には、コンク−ルで賞ももらった。高校では美術部に入り、東京の美術大学短期大学部造形科を卒業する。小さい頃より絵の先生になる夢を持っていたが、教師にならず、地元玉城町にもどり作家活動を続け、今は幼児教育にも力を注いでいる。
二科会[デザイン部]会員(審査員)
日本グラフィックデザイナ−ズ協会員
記事 ◆ Painterになったきっかけ
 1985年、42歳のとき父の死に際に会い、由緒ある公募展に応募することをすすめられた。二科展を選んだのは、デザイン部門があり、デザインは新しい素材・表現が自由自在で、自己発信がしやすいと思ったから。初出展で入選する。父は入選を知らずに亡くなった。画家ではなくPainterにしたのは、ジャンルに関わらず広く表現したいという思いから。

◆ 幼児教育に対する思い
 今、幼稚園にも出向き絵の時間を教えている。
 美術塾にくる子どもたちには、自由に自己表現のできる場を与えることを主としている。紙にこだわらず、まわりにある素材に目を向け、手を加えて描く作業をしている。個性豊かにそして、自由自在な表現で表したいこと、伝えたいことの表現のできる子どもの基礎となるものを学ばせたいという願いから。自分の心に生きる生き方を表現できる場としたいと強く感じているという。

◆ そして、今
 1988年より毎年世界各地をスケッチ旅行している。あわただしい日常からの息抜き、リフレッシュであり、もう一つは作家として自己を見つめ直す機会とし、帰国後は毎年スケッチ展を開催している。
 アトリエ・コバにて、創作、創造作家、子ども美術塾を主催し、ジャンルを問わずに地域のグル−プ展、教育面に幅広く活躍している。
2005年、20周年記念展開催。
二科会初入選作品
二科会初入選作品
二科会友推挙作品
二科会友推挙作品
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登録日 平成18年3月8日

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